「"人を癒す前に、まずは自分だ"、という声がしました」40代・教員 | Joy of lifeのためのあれこれ

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数年前、オーラソーマのセッションをしていた頃のお客さまが、サイキックマッサージを受けにいらっしゃいました。

スピリチュアルなことに興味のある方で、ご自身でも身体のことや食事療法など様々なことを学ばれてきました。それが最近、"自分に合わないのではないか"とふと感じるようになったそうです。

何かを学ぶ、覚える、という学問的なものではなく、自由で、自分らしくのびのびと居られるワークに惹かれつつあるということ。ヒーラーのお知り合いにも「ボディワークやヒーリングが向いているよ」と言われたけれどどうなのでしょう?何が自分に合っているのかしら?とセッション前におっしゃっていました。

セッションが終わった後にいただいたコメントをいくつかご紹介いたします。

「マッサージが始まってしばらくすると、"人を癒す前に、まずは自分だ"、という声がしました。自分を癒してからでなければ、意味がないということが突然理解できました。」

人を癒す前に自分を・・・とは、よく言われていることですが、自分自身で気づく(体験する)ことと、ただ知っているのとでは全く違います。気づきは突然やってきますが、気づいてしまうと疑う余地などないのです。

「足元がフワフワしていて、地に足がついていないということがよくわかりました。」

大地とつながるグラウンディングの感覚は、身体でなければ感じられません。これを感じたことはとても大きなことだと思います。自分が身体のどこに居るのか、どこにエネルギーを注いでいるのか理解できるからです。

「身体の左側と右側で、触られた感覚が全然違うのが不思議でした。」

サイキックマッサージでは、左側は女性性、右側は男性性を現すと考えています。内側にある異なる2つの質についてお話すると、今人生に起こっていることとつながっていて驚かれていました。

サイキックマッサージの面白いところは、セッション前に知りたかった事や悩み事などの答えが得られなくてもOKだということです。この方の場合、自分にとって何のワークが向いているか、今後の進み方を知りたかったわけですが、結果的にその答えは出ていません。それでも、現実を違う角度から、違うスペースから眺めることができたことで、自分に対する理解とこれからへの大いなる信頼が生まれたのです。

また、このお客さまの体験談からもわかるように、サイキックマッサージとは、ボディワーカーがどこかとつながって得た情報をお知らせする、というものではありません。「自分自身」とつながるスペースをご一緒に体験する、という表現の方が近いかもしれません。自分とつながって得た感覚や気づきは、かけがえのない滋養となるのですね。