【シェア拡散自由です】
花粉症のしんどい時期になってきましたね。
そろそろ、シーズン的にも、
競技スポーツのドーピングについて、書こうと思います。
私も、高校大学と競技ボートをしていまして、
一応、国体準優勝、インカレ準優勝という結果を持っていて、世界選手権や五輪に向けた強化合宿に参加した事があります。
その競技経験の中で、
アンチドーピング機構の方と知り合って勉強しました。
また、オリエンテーリングの全国大会でドーピング検査の対象選手の呼出も行ったことがあります。
その中で、
中高生やその指導者の認知の低さを危惧していたので、
たまに自分の勉強含めて定期的に、シェアして拡散しています。※私は薬剤師ではないので、薬の処方などはできません。誰かのお役に立てばと思い書いています。あくまで、参考にしていただければと思います。
今、私がドーピング検査したら
引っかかる(陽性)になる 可能性があります。
というのも、あえて、過剰な書き方をしましたが、
多くの風邪薬や花粉症などの市販薬には、禁止薬物が入っています。私は今は、競技をやってないのでご安心ください。
ドーピングって、
筋肉増強剤や注射器でわざわざやらないといけないようなイメージもってませんか?
それ、違います。本当に、そんじょそこらの、
ドラッグストアで売っている薬に禁止薬物は入っています。
なんでしたら、今、皆さんの手元にある市販薬の総合風邪薬の裏書き見てみてください。禁止薬物の「エフェドリン」が入っているものが結構あります。
それ、アウトです。
引っかかる引っかからないは別としても、本気で競技を行なっている方は、飲んではならない成分が入っています。
よく宣伝で、「早めの○○ロン」とかの薬の中にも、良いものダメなものがあります。ただ決して、この薬を否定しているわけじゃないです。
というか… 安価な風邪薬の多くには、禁止成分が入っている事があります。
というのも、競技をこおなっている時に、明らかに鼻詰まりが楽になったりする、呼吸がしやすく効果のあるものは、違反になるんですよね。
これは、私の経験での話ですが、
ドーピングに引っかからない薬の多くは、
効果が弱い!!なのに、価格は高い!
なので、本当は、薬に頼らず、日常的に鍛えて体力をつけておくことが大切ですが…
そして、私達競技に出ない一般の大人は、安くてしっかり効果の出るものを日常使いとして求めますよね。そうなると、ドーピング禁止薬物の対象になっている成分が入ってしまっていることがあるんです。
だから、お子さんが、市内大会とかで入賞し出して、本気で競技をし始めたら、競技をする子用の薬と、一般の大人が飲む薬両方買って、箱や袋(ジップロック)で分けて管理される方が良いと思います。
本音、薬って、備えなきゃならないものだとも思うので、
できたら、その競技の保護者の方で、一緒に購入して、分け合っても良いと私は思います。
ほとんどの方が、3回分が欲しいだけなので…特に風邪薬乗り物酔い止め、なんかは、それで良いと思います。アンチドーピング機構の方はそこで変な薬を入れられたりすると、良くないからやらないようにと言いますが…なので、信頼おける方と、しかも、分ける時には、みんなの前で新品を開封するようにしたら良いかなと思います。
ただ、高齢のコーチや先生の中には、ドーピングの対応していますか?聞くと、怒り出す方もいるので、自分でさっさとやった方が楽ですけどね…
また、チェーン店のドラッグストアの薬剤師さんに聞いても、まともに知らない方もいらっしゃいます。本音、とっても多いです。
だからこそ、自分でしっかり知識をつけたり、
まだ若いアスリートさんの親さんが学んでもらわないといけないんです。
そして、今は便利なものがあります!!
購入される際は、下記添付リンクのJSPOの使用可能薬リスト2023年度版を参考にされてみてください。※毎年更新されるので、最新のものを常にダウンロードされてください。
印刷して折りたたんで普段から持っておいたり、
スマホに画像保存してお気に入りにしておくと便利です。
ドーピングで、本当によくあるのは、
親子で凄い頑張ってきて、お母さんはご飯にも栄養にも気を使ってきて、本人も苦しい練習に耐えて、試合前の朝、緊張から試合日の朝体調を崩して、何気なく風邪薬を飲んで、
試合に出て2位入賞、
競技終わってゴール直後に汗も止まらないうちに、
尿検査されて「陽性」。
アウトです。
ということがあると聞きます。
※本当に、試合後、水を飲むことと服を着ることぐらいしか許されません。従わないと試合結果剥奪です。
陽性になると、
当然その大会の結果は剥奪ですし、下手をすると、数年間公式戦の出場資格剥奪。学生競技において、数年間公式戦の出れなければ実質の引退勧告ですよね。
一瞬で、天国から地獄です。
日々の努力は水の泡になりかねません…
これで全国大会や国際大会に行けるという時に、
そうならない為にも、今、悩まれたら、
とりあえず手元の風邪薬見てみてください。
もし、現在の禁止成分飲まれていて心配だという方は、
とりあえず禁止薬は飲むのをやめて、アンチドーピング機構の方に相談してみてください。試合前にお医者さんの処方箋と事前申請で通るものもあります。
一般で多くやられる尿検査は、一ヶ月も、飲まなければ、成分は出にくいとも言われます。←だからって、そんなリスク犯すのやめてくださいね。私は責任持てません。
そして、頑張ってる子供に、
そんなリスク背負わせてあげないでください…
子供達が安心して競技できるように、
お金はかかるかもしれませんが、
是非、子供のためにご協力よろしくお願いします。
こういうことも、家族のやってあげれる、
大切な 応援・サポートだと私は思います。
https://www.realchampion.jp/what/health/about/confirm.html
↓JSPOの使用可能薬リスト2023年度版リンク
https://www.japan-sports.or.jp/medicine/doping/tabid537.html
↓JADA(リストにないが、今飲んでいる薬が使用可能か確認することができます)
https://www.realchampion.jp/what/health/about/confirm.html
#アンチドーピング #薬
#競技 #プロスポーツ #学生スポーツ
#オリンピック