カヤックの基礎講座『英語からみるカヌー(カヤック)とボートの違い』 | 伊藤 来のカヤックブログ ~波にゆられて旬を食す~

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よくカヌー・カヤック・ボートってなにが違うのと聞かれます。
船・道具や漕ぎ方の違いは、
カヤックの基礎講座『カヤックって何??カヌーと違うの??』下記にてリンク記載 にて書きましたが、

今回は、英語の諺やよく使われるフレーズでカヌー(カヤック)とボート比べてみました。

これだけでも、全然カヌー(カヤック)とボートは印象が違うのでとっても面白いんです!!

まず、最初にカヌーでもっとも有名な諺は・・・

Paddle your own canoe.
意味:《自分の丸木舟を漕げ》 (自分のこと自分でせよ) 英和辞典weblioより
たびたび、自分の道は自分のやりたいように進めばいいという感じでも使われます。

WASEDA

その点、ボートが出てくるで有名なフレーズは・・・

be (all) in the same boat

意味:境遇[運命危険(など)]共にする. 英和辞典weblioより

ボートは2人や4人や8人の複数で漕ぐことが前提で、
しかも動きを合わせて漕ぐことから来ていると思われます。


そう、多分もう感じてもらえたと思うのですが、
カヌーは一人で漕ぐこと、ボートは複数で漕ぐことを前提に作られているんです。
もちろんカヌー(カヤック)にもタンデムという二人乗りはありますし、
ボートにもシングルスカルという一人乗りはあります。

しかしながら、このイメージはそれぞれのもともとの起源から来ていると想像されます。
カヌーは、インディアンなどの北米地域で主に狩猟用として進化してきた背景があり、一人で相手に気づかれないようにひっそりと近づき獲物を狩る
ボートは、荷物の運搬用に高馬力・高出力に特化して進化してきた背景があり、それ故、ボートは後ろ向きにそして多くの人数で漕いだり時には前を見て舵をとる舵手を必要としてきたのではないかと想像できます。

カヌー(カヤック)には、自分ひとりで動かせて小回りが利く面白さがあり、
ボートには、人と合わせる楽しさと人力で動かせる最速の艇の面白さがあります。

どっちが良いとか悪いとかではなくて、
両方全然違うものなので、是非、機会があれば両方乗ってみてください!!

 

カヤックの基礎講座『カヤックって何??カヌーと違うの??』

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