主人「ひとまずこの場でお願いしたいのが、
今後蘭と会う事を許してください」

養父「今後一切の制限はかけません」

主人「いつから蘭をうちで
住まわせてもいいですか?
これから書面で合意を交わすとなると
時間がかかるので、
蘭も落ち着かないと思うんです」


養父の母「そうですね。

書面の前に形を整えていいと思います」




「何かあれば情報共有していきましょう」

そう約束した。




養父の母「蘭は精神的に何かあると

すぐ吐くんです。今は本当のお父さんに

甘えたいと思うので、よろしくお願いします」


主人「今まで周りの大人が

蘭を散々振り回してきた。

だからこれからは

周りの大人が蘭を守って

みんなで育てていきたいと思っています。


蘭はやっぱり歪んでる。

バレなきゃ何してもいいと思っている。

人としての心を育てたいし、

人との関わりに大切なことを

教えたいと思っています。」



養父「『バレなきゃいい』は、

僕たちが教えてました。

『賢くやれ』という意味合いで。』



主人「それって、万引きしても

バレなきゃいいってことだよね?」



養父「そうです」



私、唖然としました。

親が子どもに教えることですか?


賢く振る舞うのはとても大切です。

でも、ずる賢いのとは別だと思います。


実際に蘭は、

家のお金を盗んでいたことがあります。


養父にはバレてないので、

「バレなきゃいい」なんでしょうけど…


最低限、人としてやってはいけないことを

守った上で、自分が生きやすいように

賢くやるものだと思うんですけどね…


過程によって考え方はそれぞれなので

それ以上深く掘り下げることは

ありませんでした。




主人「性的虐待のことは自覚ありますか?」


養父「全て僕に責任があります」


主人「娘が裸でチョロチョロしてたら

乳首触っていいってちょっとおかしいよ?

父親としての自覚が足りなかった結果

じゃないかな?と思うよ。


親ならやっていいことと

やめなきゃいけないことを

教えるのが普通じゃない?」


養父「はい、その通りだと思います」




この時、まだ性的虐待については

本当のことは知らず、

蘭が言ったほんの少しの内容だけの

お話をしました。


本当は、もっともっと酷くて、

性的虐待ではなく、性犯罪でした。







主人「部屋に閉じ込めて暴力をされるって

蘭は相当怖かったと思うんだ。

本当にお前にも同じことしてやりたいよ」


養父「はい、すいません」


主人「それを助けなかった母親も同罪だよ。

同じ虐待だよ。蘭のこと全然守れてない。


二人とも捉え方が軽いよ。

もうちょっと自覚した方がいい。

もう子供じゃないんだから。」



この時、養父は少し笑っていました。

完全に馬鹿にしていますね。

性的虐待に関して、全然知らない私たちを

小馬鹿にしてたのかな?と

今となっては思います。




主人「お前蘭に『俺が自殺したら

その罪を一生背負って生きて行けよ』

って言ったよな?

罪を背負っていくのは蘭じゃねーよ。

お前だよ。

虐待したことはもう消えないんだから

その罪を一生背負って生きていけよ」


養父「はい、そのつもりです」






続きます










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