金魚セットって罪なのかな(・・? | 手抜きのアクアリウム

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熱帯魚・金魚・メダカを「(良い意味で)出来るだけ手を抜いて」管理していくブログ。(私はベテランじゃないけん)
過去の話は記録(記憶(・・?)を参考に、書けるのかな(;・∀・)
取り敢えず"毎日更新"してるみたい。
因みに"猫好き"です。

金魚や熱帯魚を飼育してみたと考えて、予備知識も持たず直ぐにペットショップやホームセンターに駆け込んで、店員の勧められるまま"初めての金魚セット"という物を買う。そこには落とし穴がある。

 

 

 

 

教えられた通りに水槽をセットして、フィルターを稼働して水を回す。
ビニール袋に入れられた金魚さんたちを放つ。数日後には★になる金魚が出てくる。これは当たり前ですが、水合わせが出来ていないのと、目の前にある水槽内の水に、猛毒の"アンモニア"が溶け込んでいるから。これらがバクテリアの力で比較的毒性の低い硝酸塩に変わるのに3~4週間は掛かる。
★になる原因の一つにアンモニアや、これらを分解し発生する亜硝酸という毒物が水中に存在しているからなのです。

では、何をすれば金魚さんたちを、それらから守ってやれるのか?
水槽セットって、大概の場合「小型で場所をそんなに取らない小型の水槽」が多い。濾過器もとっても小さい。
わたしはそのセットを見ては「無理してんなぁ」と思っています。

金魚セットが悪いわけではありませんが、それらで始めるのであれば、金魚は一匹だけするべきです。それから、水槽は"日の当たらない場所"に置きます。直射日光が当たると、水温が急上昇して金魚にストレスを与えてしまうからね。一日の水温差も、極力大きくしない事です。

金魚を買ってきたら、袋のまま水槽に30分前後浮かべて、水槽と袋内の水温差を近づける事です。それが完了したら、金魚だけを水槽へドボーンしちゃってください。餌は初日は与えず、二日目から3分くらいで食べてしまうくらい少なくしましょう。これは水質が安定するまで、続けてください。水換えは、3~5日一度三分の一程度を入れ替えますが、水温だけは合わせてください。水温差がありすぎると★になる確率が上がります。

試薬を買って、アンモニアと亜硝酸が検出されなくなるまで、換水は続けます。硝酸塩が検出されるようになり、亜硝酸濃度が下がってくれば、水質が安定方向に向かっています。
初心者がやらかしてしまうのは、全換水と言って、水槽の水を全部取り替えてしまう事。ついでにフィルターが汚れているからと、交換してしまう事。大切なバクテリアの住処になっていますから、一か月間はそのままにしておきましょう。
アンモニア・亜硝酸が消えて、硝酸塩が増えてきたら、三分の一の換水。だいたい1~2週間に一度くらいの間隔で換水することになると思います。こうなったら、フィルターの交換を1週間後にしても構いません。但し、換水とろ材交換は同じ日にしない事。数日間空けてください。

こういう情報を店員さんは言わないのでしょうかね?
30cm規格水槽の水量なんて、20Lもないでしょうに。ここにいきなり金魚3匹だとか放り込んだら、ベテランだって★にしちゃいますよ。

うちでも金魚飼育してますけど、ろ材は熱帯魚飼育していた物を全部(足りないろ材は、新規に入れています)取り入れています。最初から始めましょうっていう事なら、60cm水槽でも2匹程度から始めますね。

熱帯魚・金魚・メダカ飼ってますが、最初は少なめの魚で始めましたよ。90cm水槽は、熱帯魚の過密飼育になっていますけどね。
インターネットで、色々と調べたうえで始める事をお勧めします。

うちでは、過剰ろ過(ろ過装置が多すぎる)で、且つ水質測定していませんけど、だからといって、最初から過密飼育が出来る訳ではないんです。