廃棄物処理法の研修会がつまらない理由 | 廃棄物処理と3RとSDGs

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●廃棄物処理法の研修会がつまらない理由
 
業界団体が主催する研修会では。。。
講師はほとんどの場合が元行政担当者が行政書士等です。

テキストどおりに読むだけの講義がダラダラと続く…
 
 
だから、眠たくなるのです。

皆さんも経験ありませんか?

テキストを棒読みしたまんまの講義

あれ、本当に眠たいですよね!


元行政担当者や行政書士といった講師のほとんどの方が、講師としてのトレーニングをしていないので、話し方、伝え方まで受講者視点で訓練してないんです。
 
こんなこと感じたことないですか?
 
ボソボソしゃべってて何言ってるのかよくわからない
 

机の下でスマホ触りたくなりますよね。。。


中には滑舌も悪く、やたら早口で話す人。
何か思い出して自分だけ笑いながらエピソード話す人。
何がおもろいねん!と突っ込みたくなります。
 
私も関西弁で、早口なほうなんで話し方はすごく気を付けています。
話す時は、常にお腹から声出すよう心がけています。
なんせ、研修でも講演でも、受講者の皆さんに意識を集中させて全力で臨みます。

『私、失敗しないんで』というセリフが有名なお医者さんのドラマで主人公の女医さんが手術終わった後、ガムシロップをコップにパカパカ開けて、グビグビ飲むシーンがありましたが、あんな感じです。私も。

ちなみに私は、ガムシロップではなく、メイプルシロップたっぷり目のパンケーキですけど。。。

それぐらい集中して、皆さんの様子を見ながら、全力で臨まないと、研修に参加してもらってる時間がもったいない時間になってしまうから。

内容については、
産業廃棄物処理業者が集まる業界団体からは、委託契約書とマニフェストの実践ポイントを含めてというご要望で、建設業者の社内研修等では、廃棄物処理法の基本とリスクについてというごご要望が多いので、それに合わせたスタイルで内容を組み立てます。
 
どちらも、受講されている方にスッと入るように、現場でのあるある話を盛り込みながら、適切な方法をお伝えします。
また、現場経験のない方にも、理解しやすいように専門用語もなるべく使わずに、してはいけないこととリスク事例を交えてお伝えします。
 
私は、テキストの朗読はしない。
 
 
そこにある文字をただなぞるだけの伝え方しかできないのなら、
 
それは、研修ではなく、朗読ですよね。

例えば、これは委託契約書についてお伝えしているんですが。。。
普通は、、、、「『契約を解除する時は書面でしなければなりません。』ということがここに書いています。」という説明で終わることがほとんどだと思いますが

私は、全文はさすがに読むのは時間がもったいないので、抑えておくべきポイントを赤字で表示させ、文章を音読した後、自分の言葉で伝えなおします。



もちろん、人の記憶なんて3日も経てば忘れるので、ここだけ教えてもきっと、3日後には忘れているでしょう。
 
私の研修では、必ず実物を触りながら自分で体験する時間、つまり、ワークをしていただくことで『あぁ!こういうことか!』と気づく時間があるので、記憶に残ります。

眠たくなるのは仕方ないのですが、寝る暇を与えないのも私のやり方です。

たまに、受講者が寝ないように個人を指して当てる人がいますけど、私はしません

ただでさえ、研修に参加してるだけで緊張状態なのに、急に当てられたりしたら、頭が真っ白になりませんか?

私は、指名される!と思った時点で、頭が真っ白になって、話が全く入ってこなくなるんです。


人前で話す仕事してますけどね。

実は、ワークも嫌いで。。。。
特にグループ作らされて、自己紹介とかほんと苦手。

なので、新入社員研修の時は、グループワークしていただきますが、廃棄物処理法とか実務の講習では、基本は、自分で確認するのが目的なので、単独ワークです。



講師をする人には、講演と研修違いを理解し、伝える技術が必要なんです。

それらを学ばずに自己流でただ、テキストを流し読みするだけの研修がつまらないのは当たり前の話なんですよね。



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