ストライプの入ったローブの下に
鉄仮面のような甲冑、


足に鉄の脚絆のようなものを巻いている
馬上の王。










この場面が見えたあたりで
早くも‼️
モーレツな罪悪感がわきあがり、




すまない

みんな本当にすまない!





という気持ちにかられて


これを体験している
今の自分から
ナミダがハラハラ落ちてきた。




えー‼️
まだ始まったばっかりだよ?びっくり





片方で過去を見ながら


もう片方では
いま起きていることを
客観的にとらえている自分がいるのが
相変わらずおもしろすぎる…。







***


すぐうしろには
石造りの背の高い塔と自分の城。


いずれも空と同じくグレーがかっている。




目の前には
城をぐるりと囲む堀と

そこにかかる
わずかにカーブしたぶあつい木の橋。




この橋をわたって
兵士たちとともに
すぐにも戦いに行かねばならない。



敵がすぐそこまで迫っていた。









王の背後には
1000人もの鉄仮面の兵士たちが

いななく黒馬らとともにひかえ、



いまかいまかと
出撃の命令を待っている。




興奮に
ブルンブルンせずにはいられぬ馬


兵士たちの荒い息づかいと熱を帯びた気


鎧がこすれあって
カチャカチャ音を立てている。

















すぐにも
出撃の命をくださなくては。



しかし


ひとたび号令をかければ
この兵士たちを
どれほど死なせることになるか。




愛する家族や友がいる
この者たちを



かけ声ひとつで
死地へと追いつめる。



そんな権利がわたしにあるというのか…?






孤独な王の気持ちがドッと押し寄せ、

なみだが止まらないえーん













ガーネットやルビー、
さやに豪華な宝飾品がついた太い剣を
右手に高くかかげているのに




この剣をただ振り下ろし



行け‼️


と馬の腹をけって
かけ出すだけだというのに、



氷のように固まったまま体が動かない。




すまない

すまない

すまない




思いだけが
風船のようにふくれあがり



罪悪感で
からだじゅうパンパンになっていた。





***

















現世のわたしも
かなり罪悪感を感じやすい。


それこそ、
無意識でパンパンになるぐらいみずがめ座



これってたぶん、自分の魂の性質なんだよ。





よっぽど
芝居がかってるのが好きなんだと思う!
ゲラゲラゲラゲラゲラゲラ







ストーリーを音声で聞きたい方は、
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31分20秒あたりから。