先日は、

 

 

にて鉛筆について書きました。

 

 黒鉛は筆記用具で使用しますが、黒鉛を使った筆記用具だと

 

 

  ■ 鉛筆

  ■ シャープペンシル

 

があります。前者が側面を使えるものになっており、後者が太さを維持して使用できる画材になっています。そのため、

 

  ■ 面と線を描く

  ■ 安定した太さで線を引く

 
という目的で使い分けることが出来ます。美術関連の学校で絵を描く場合には鉛筆を使うはずなので、鉛筆の使い方を覚えたほうがいいのですが、趣味で絵を描く場合だと、目的で使い分けると描きやすくなります。
 
 絵を描く場合には、
 
  ■ 描く
  ■ 消す
 
の作業が発生するので、鉛筆やシャープペンシルを使う場合、消しゴムを用意する必要があります。その為、最小構成では、
 
  ■ 鉛筆
  ■ シャープペンシル
  ■ 消しゴム
になります。これがあればの基本的に描けるので、
 
  ■ マークシート用の筆記用具セット
  ■ 一般的な筆記用具
 
がある場合、白い紙があれば絵を描くことが出来ます。
 
 基本的に鉛筆と消しゴムと紙があれば、絵を描けるのですが、黒鉛(グラファイト)は、染料やインクのように定着しないので、擦れると絵の状態がっ壊れてしまいます。また、水や汗などが溢れるとそこだけ絵が破綻するので、そう言った問題が出ないように描くことになります。そのため、 【 コピー紙などの紙 】 を用意して 【 あて紙 】 として使用し、絵に触れないようにして描くことになります。その為、絵を描く場合には、2枚の紙を使う事になります。
 
 絵を描く場合には、鉛筆を削る必要があるので、芯を出すために鉛筆削りなどが必要になります。デッサンの場合、 【 長い面を用意して面塗りをする 】 ことになるので、角度鋭角的な角度で長く芯を出して描くことになります。
 
 その為、 【 筆記とは目的が全く違うので、削り方も異なる 】 わけですが、この際に何度も削るのは大変なので、芯が出ている場合だと紙やすりなどで削ることになります。そのため、鉛筆を削る場合、
 
  ■ 木材
  ■ 黒鉛
 
が別に出るような状態になりますが、通常の鉛筆削りで削るよりも長く芯を出して木材の角度も通常よりも鋭角的な状態で先端に向かうように削ることになります。
 
 こうすることで、画用紙に対して平面的に鉛筆を重ねる小Tが出来るので、一度に広い面を塗ることが出来るようになります。こうした削り方をするので、
 
  ■ カッターナイフ
  ■ 紙ヤスリ
 
という 【 模型を作る時に使用するようなツール 】 を用意することになりますが、粉が散ると掃除が大変なので、鉛筆の黒鉛部分を削る場合だと、密閉できる布田の点いた筒上の容器を用意して、その周囲に紙やすりを配置して、鉛筆に角度を付けて力を入れない状態で角度を付けて紙やすりで削れるように内側の面に沿って内部で周回させると鉛筆を削ることが出来ます。
 
 そのため、
 
  ■ 鉛筆を削るための道具
  ■ 絵の状態に影響を与えないための道具
 
が必要になります。
 
 前述のように絵を描く場合には、
 
  ■ 鉛筆
  ■ シャープペンシル
  ■ 消しゴム
  ■ あて紙
  ■ カッター
  ■ 紙やすり
  ■ 白い紙
 
があれば描くことが出来るのですが、鉛筆はモノトーンですから、濃淡の階調を使うことになります。鉛筆には硬度があるので、各硬度で
 
  ■ 最も薄色
  ■ 最も濃い色
 
が決まっているのですが、軟質の10Bで10Hの薄さや細さを出すことは出来ませんし、10Hで10Bくらいの濃さを出そうと思うと、相当密度を挙げないとその濃さにはなりません。
 
 この濃度は
 
  ■ 低い筆圧で描く
  ■ 密度を上げる(塗りの層を増やす)
 
ことで再現出来るのですが、各硬度でそれぞれ出来ることが違います。鉛筆の場合、ケント紙のように 【 表層が頑丈で鉄筆を使っても意味がなさそうなもの 】 だとバニッシュをしても問題がないのですが、厚みのある用紙だと鉄筆を使って凹凸を付けて粒子が入らないようにするのと同じ状態が発生するので、筆圧を過度にかけて描くと消しゴムで消してもその場所には窪みが出来るので後の作業に影響が出てしまいます。
 
 そうならないように、鉛筆で画用紙に描く場合には筆圧を低くして描くことになります。この状態で書き勧めると濃淡の表現をする場合には塗りの層を増やす必要な出てくるのですが、この時の階調の差を少ない工程数で行いたい場合に 【 硬度の違う鉛筆 】 を使うことになります。
 
 鉛筆の硬度ですが、現在はステッドラーの製品がかなり広い範囲で出ていますが、ハイユニだと10H〜10Bまで用意されています。ハイユニは軟質の芯でも頑丈で、木材の作りもいいので描きやすい画材になっています。こうした硬度の違いを使うと絵の具の色相の差と同じように硬度の差で濃淡長を使えるようになるので、作業の幅が広がります。
 
 色鉛筆もそうなんですが、 【 鉛筆は衝撃に弱い 】 ので衝撃を与えると中で折れることがあります。そのため、強度のある製品だといいのですが、安価な製品だと削っていく都心がどんどん折れることがあります。この辺りが 【 品質の違い 】 になります。
 
 学校で使用する筆記用具や事務用だと、 【 2H〜2B 】 のラインナップになっていますが、この場合、 
 
  ■ 影などの濃い部分 : 2B
  ■ ディテール調整  : F
  ■ ハイライト部分  : Hや2H
 
で描く事になります。Fと2Bの間の処理をHBとBで行うことになりますが、行動が異なると濃度部分では結構な違いが出るので、同じ筆圧で描いた時の結果が違ってきます。
 
 一本の鉛筆で描く場合、 【 大規模な修正を入れる可能性もある 】 事を踏まえて描くことになるので、筆圧を上げずに弱い筆圧で形を取って層を重ねていくことになります。
 
 ちなみに、HBの芯だと
 
 
のような濃淡野さを付けることが出来ますが、下の差が密度の差による濃度の差になります。
 
 バニッシュのように筆圧を上げるのではなく、筆圧を下げて層を重ねて行ってどの程度の濃度になるのかを確認しておくと使用している鉛筆での濃度上限を知ることが出来ます。
 
 黒鉛は上質紙やわらばん紙でも大丈夫なので、基本的に単価の安い紙でも描くことが出来ます。
 
 そのため、1枚のコストの安いコピー紙で練習することも出来ますが、こうした紙はクロッキー帳よりも薄いので厚みのあるノートやルーズリーフのほうが描きやすいかもしれません。
 
 鉛筆絵を描く場合、水彩紙のようにサイジングが必要なわけでもありませんし、ソフトパステルや木炭のように粉がすぐに剥離するような画材ではありませんから、上質紙でも大丈夫ですが、表層の凹凸を質感表現に使いたい場合だと、水彩紙などで見かける凹凸のあるものを使用することになります。
 
 基本的に 【 紙があれば大丈夫 】 なんですが、つるつるしたコート剤がかかった物の場合、鉛筆の粒子が入らないので、基本的には向いていないものになります。つまり、チラシの裏という 【 白い部分 】 でも表層の状態によっては黒鉛の粒子が乗らないので、ジェッソやメディウムで表層を作ってその上に描かなければ、まともに描けないものもあります。
 
 学習用のルーズリーフやノートの場合だと 【 罫線が入っている 】 ので、これが見えなくなるように色を重ねていけば絵を描くことが出来ますが、グリッド用のドットが売ってる製品だと、一旦、マス目状にして、 【 グリッドを使って形を理科敷いていく画法 】 の練習に使う事も出来ます。これを無地で行うと物凄く大変なのですが、罫線がある製品や方眼紙だとこの練習が行いやすいです。
 
 作品を仕上げる場合だと
 
  ■ 画用紙
  ■ ケント紙
 
が向いているのですが、粒子の剥離を抑える場合だとフィキサチフのような表層の保護材を散布する事になります。
 

 筆記用具で絵を描く場合、手持ちの芯の硬度がどの程度のものなのかで出来ることが変わってきますが、鉛筆に白はないので、 【 白色は空白で使用する 】 ことになります。この辺りはアクリルガッシュや水彩の上に乗る絵の具の白を使ったレタッチを行わない透明水彩と同じですが、鉛筆で描く場合、 【 グレースケール 】 で考えることになるので、中間色の変化で状態を再現する事になります。

 そのため、ペン画のような二値の表現は 【 ハイコントラストに降った処理 】 になるので、鉛筆の表現力を使用する際には 【 階調表現 】 を使用することになります。
 
 2Bがある場合だと、筆圧を落としても結構しっかりとした黒が出るのですが、このあたりの硬度だと先端で描くことも出来るので、細部を描くことも出来ます。ただし、
 
【 継続して細いラインを引くことが出来ない 】
 
ので、趣味で描く場合だとハッチング部分などはシャープペンシルのほうが向いている場合があります。
 
 黒い部分を追加する場合には
 
  ■ 鉛筆の硬度
  ■ 描く時の筆圧
 
でコントロールすることが出来ますが、減衰させる場合だと、消しゴムだと調整幅が狭すぎるので、 【 練りゴム(練り消しゴム) 】 を使うことになります。
 
 練りゴムがない場合だと、 【 色の分布を決める段階で濃度が濃くなりすぎないように描く 】 事になりますが、義務教育の図画工作や美術で鉛筆を使う際にも消しゴムと鉛筆での作業になるので、デッサンの場合だと、
 
  ■ 明暗の差
  ■ 色の違いによる印象
 
で濃淡が変わってきますから、この違いを 【 濃度の分布 】 で分けておいて描いていくと消しゴムのように強く色を落とすことが出来るものでも状態を作ることが出来ます。
 
 そのため、学校の美術でデッサンなどの鉛筆を使った表現の場合、 【 濃淡の差は描きこみで再現する 】 事になりますが、消しゴムも 【 すぐに真っ黒になる 】 ので、消しゴムの白い部分を常に用意しておくようにしておくと作業がしやすくなります。
 
 この辺りは、クレヨンで塗るときに似ているのですが、消しゴムに黒が残っていると消えない上に色が伸びるのでおかしなことになりますから、そうならないように白い部分を出しておく必要があります。
 
 クレヨンで描く場合も混色を刷ると下の色がクレヨンに付着するので、それを拭き取ってから塗ることになりますが、消しゴムも同じように消せる状態にしてから使用します。

 

 コピー紙で普通に描く場合には問題がないのですが、トレス台などを使うと紙の模様が浮かび上がるのでトレス用紙(これは酸性なので注意が必要)やケント紙のように使用することが難しかったりします。そのため、 【 用紙に対してそのまま描く 】 場合だと問題はありませんが漫画の原稿用紙(これがケント紙になります。)のように下書きの上に原稿用紙を重ねてトレス台で光を当てて描くような方法には向いていません。この描き方は、原画のように
 
  ■ 開始の絵
  ■ 終了の絵
 
を用意してその中になくぁ理を入れてアニメーションの作画部分を作る作業でも同じなので、通常の絵を描くような作業だと状宇出津市の特性で弊害が出るような事例を除けばそれほど影響が出る事もないのでクロッキー帳気分で使うことが出来ますが、向いていない作業もあります。また、水に結構弱く 【 マーカーなどの色が下に貫通する 】 ので、そういった画材を使う場合にはある程度の厚みのある用紙を用意する必要があります。鉛筆だとこうした影響はないので、ルーズリーフやノートでも同じことが出来るのですが、ソレよりも厚みのないコピー用紙でも同じように描くことが出来ます。
 

 

 

 TODAY'S
 
鉛筆で描く

 

 先日は、鉛筆について書きましたが、今回も鉛筆について書こうかなと思います。

 

 

 

  鉛筆と塗り

 

 鉛筆ではモノトーンで描くことになるので濃淡で質感の表現をしますが、この際に中間色の表現方法が複数存在しています。基本的に二値もグレースケールに包含されますから、ペン画で使用する二値の表現を使用することが出来ます。

 

 ペン画だと 【 濃淡の変化が存在しない 】 ので 【 密度の差 】 で中間色を作ることになります。そのため、

 

  ■ ハッチング

  ■ 点描

 

の密度の差で状態を作ることになります。

 

 ハッチングは、

 

 

のようになりますが、向きと密度で見え方や濃さが違って見えます。点描はドットですが、

 

 

のように大きさや密度で印象が違ってきます。これらを使うことになりますが、ハッチングの場合

 

 

のように向きを変えながら配置することで密度を上げることになりますが、漫画のカケアミは、正方形の中に角度の異なるラインを配置してそのパターンの並びで状態を作る技法になります。

 

 これが二値の表現になりますが、鉛筆だと筆圧や塗りの面の層の数で濃淡を変更できるので、

 

 

のような表現もできるようになってるので、ハッチングや点描のない状態でも描くことは出来ます。

 

 

 

  線と面

 

 鉛筆の場合、

 

  ■ 線

  ■ 面

 

を使えるのですが、線で描く場合には3DCGのポリラインと考え方は同じなので、アタリとなる頂点を取得してその頂点間を繋いで線分を取得することになります。

 

 これは、座標平面上に聞かベクトルを配置するのと同じ状態ですから、平面的なデータを再現する場合の処理については、 【 座標制御 】 で対応できるようになっており、頂点のサンプリングの制度を上げながらディテールを追加していく流れになっています。

 

 線で描く場合、

 

 

のようなアタリを取ることになりますが、同じ形状でも

 

 

のように線と面で描く方法がります。線の場合筆記が可能なものになりますが、ペンティングナイフや筆の場合だと後者になります。絵の具を使って描く場合でもアタリとして線を引くことになりますが、この方法は 【 目標となる変異を指定してイメージが崩れない状態で描くためのもの 】 になります。この基本的な描き方を義務教育の図画工作や美術で行うことになりますが、形状が撮れるようになるといきなり絵の具で描くことも出来るのですが、この時の描き方が 【 色の面 】 の単位で塗っていく作業になるので、面で描く技法を用いることになります。

 

 鉛筆の場合、この2つの選択が出来るのですが、絵の構造を作る時に2つを組み合わせたり、いずれかを選択して描くことが出来るようになっています。

 

 

 

  アタリを取る

 

 アタリを取る場合には

 

 

のようなルーミス法と

 

 

のようなパーツ単位で考える方法がありますが、

 

 

のように面の流れを線で考えると色を塗る時に考えやすくなります。また、

 

 

のような構造がどのようになっているのかを考えると

 

 

のような表層の状態を考えやすくなります。アタリを取る場合には、

 

 

のように構成をしているパーツがどのような配置で近似の簡素な形状がどのように並んでいるのかを考えて形を取っていくと破綻が少なくなりますが、シルエットについては、形状の集合として考えると形が取りやすくなります。ここから

 

 

のようにぱーつの情報を増やして複雑な形状の並びに置き換えていく方法もあります。

 

 

 

  線と印象

 

 絵の場合、境界線があるものとそうでないものがありますが、線が意味を成している画法では、太さが同じ状態の単なる境界線ではなく、線も絵の状態を作る要素として使用されています。日本画などがそういった仕様になっていますが、漫画の表現は二値なので、トーンやベタなどで再現できない部分は線が形を再現しています。この時の効果として形の特徴として生じる変化を再現してあるわけですが、線画の技法の中には 【 遠近法 】 まで存在しているので色々な技法が存在しています。実際に線の状態と効果の違いを見ると

 

 

のような均一なラインと

 

 

のように線の使い方で結果が大きく変わってきます。

 

 

 

  クロッキーと言う分野

 

 個人的には、この分野はかなり難しい気がするのですが、絵には形状を途切れないラインで描く 【 クロッキー 】 というものがあります。

 

 形状を認知する場合、3DCGと同じで

 

  ■ 2D : スクリーン座標

  ■ 3D : ビューポート

 

の2つの認知の方法があります。現実世界だと三次元なのでビューポートで認識しますが、経常を描く場合、用紙と言う平面に落とし込む作業が生じますから、3DCGのレンダリングのように一旦スクリーン座標に落とし込んでその再現をする必要があります。

 

 この練習として 【 透明なアクリル板を老いて形をなぞるように水性マーカーでトレースする 】 と立体を平面にするという 【 認知の方法 】 を体験することが出来ます。

 

 この作業をトレースではなく、横にある用紙に対して再現しましょうというのが 【 クロッキー 】 になります。なので 【 クロッキーでは当たりをつけることはない 】 ので、 【 ダミーパーツや骨格を入れることはない 】 ので、シルエットが一つの場合だと、

 

 

のような感じで描きます。このラインの流れの中で比率や形状の状態を再現することになりますからかなり難しいです。そのため、 【 デッサンで形を再現できる状態 】 が出来てから行うほうがバランスを取りやすいと思います。

 

 また、クロッキーの場合、辺りを描けないので、 【 用紙内のバランス 】 も考えて描くことになるので、前進を収める場合にはどの程度のサイズで描けばいいのだろうか?なども考えることになります。そのため、用紙内のバランスを考えて描く能力も付けないとサイズが収まらなくなるので、 【 そうした事も考えて描く 】 ことになります。上記の状態だと情報がないので、ここに別の境界線で構成されたものを追加することで絵のディテールを上げていくことになります。例えば、

 

 

おような衣装の情報もシルエットができていれば描けるわけですが、こうした情報を【 境界レベルで分けて描いていく 】 のが 【 クロッキー 】 と言う画法になります。

 

 ライブドローイングで、機械のように線が引かれて絵が出来上がるような状態は、こうしたクロッキーの技法で絵が出来上がっている状態ですから、 【 かなり高度な分野 】 になりますから、未経験の人が行っても 【 同じように描こうと思っても形が定まらない 】 と思います。これは、至極当然なことで、 【 線分による座標制御で形が破綻しない状態にしている 】 わけですからかなり難易度の高い処理だからです。

 

 これが出来るようになると線画を描く速度も上がりますが、 【 下書きを書く時間が無駄なので直接描けばいい 】 という 【 達人の領域に達している方 】 もいらっしゃいますが、 【 未経験者がソレを真似ると上手く行かなすぎて挫折する 】 ので、先に形状認識能力や空間把握能力を身に着けてから、絵や造形で必要になる

 

  ■ 空間認識能力

  ■ 形状認識能力

 

を養ってから、

 

  ■ 透明な板に描くスクリーンを使ったトレース

 

を経由してからクロッキーを始めるとレンダリングの工程のような処理を実装済みの状態で対応できるので、 【 平面として捉える能力 】 を身に着けた状態でスタートを切ることが出来ます。技術体系があり完成品を出す分野ではオカルトに近い根性論で練習をすると 【 おかしなクセが付く 】 ので、基礎の踏襲と段階的な能力の向上が見込めうRようなカリキュラムを組んで学んだほうが 【 確実に能力は向上する 】 ので、新規に能力のアップデートする際にも追加する内容を少なくすることが出来ます。

 

 絵の場合ですが、

 

  ■ 認知

  ■ 再現

 

が重要なので、観察して理解するという理科の分野のような物と、運動に関する分野あ必要になります。この時に 【 認知した結果を再現する 】 ことになりあMすが、これが結構難しいので、最初に行うのは色を抜いた状態になります。デッサンの場合、白い構造物を描くのも情報を少なくするという目的がありますが、最初に 【 難易度を下げて基礎を身に着ける 】 ことからスタートします。

 

 絵の場合も自転車の補助輪のようなものがあるのですが、

 

  ■ 認知 : スクリーンを使う

  ■ 再現 : グリッドを使う

 

ことで、形の平面的な認知と再現時の傾きの集合での再現を刷る方法を学習することが出来ます。また、グリッドを使う場合、 【 グリッド内の小さな情報を再現して全体を仕上げていく 】 と言う考え方も出来るので、ディテールの再現を刷る際の観察と再現も行えるようになっています。

 

 当然、学校のカリキュラムだとこの2つは使えませんから、【 補助輪無しで描く 】 ことになりますが、平面での再現を刷る際に必要な能力はこのような補助輪を付けることで養うことも出来ます。

   

 絵の場合、

 

  ■ 課題を決める

  ■ 状態を作る

  ■ 再現する

 

という3つのプロセスがあるので、これを基準に考えると、 【 出発地点から進まなくなる状態を回避できる 】 のですが、学校の図画工作や美術の場合も同様に考えることになります。

 

 

 今回もコピー紙に描いており、Panasonic Lumuix DMC-TZ85で撮影しています。