現在はスマホなどもあるので、写真を動画が撮れる機材は増えてきました。その為、日常をそのまま撮るというのが特殊な事ではなくなり、 【 撮り方を考えて当たり前に撮る 】 のが自然な流れになっています。
こうした写真が撮れる製品の普及により、Instagramでは特殊な撮り方をした写真も増えていますし、色彩豊かな写真なども増えています。
写真を撮る機材がある場合、それになるのか否かは別として、
撮影方法の問題集としてInstagramの特撮的な物を探してみる
と自分で考えて撮り方を模索できます。現在は、そう言った写真の問題集のように使える面白い撮り方をした写真が増えています。そして、海外の方が撮られている写真だと 【 カメラだけで撮る 】 と言う 【 ワンショット 】 で撮った物も多いので、コンポジションなしの物も多く存在していますから、写真は制作者の感性を具現化する媒体であるという事が確認できます。動画の場合、ここに時間軸が入るので違うのですが、
■ 写真
時間軸を持たない平面空間の中で、時間幾に存在した
一瞬の出来事や時の流れによって発生した推移などを
記録する物
■ 動画
過ぎ去っていき二度とその場所にたどり着くことのでき
ない過去の時空間上に存在したその時のその場所の
出来事を、時の流れと音を含めて記録する物
になります。写真と動画に撮影時に存在している光によって発生した 【 光の状態 】 を記録する物であり、その中に存在する光に寄手発生した階調と、その場所の物体と光源によって存在している光の波長を記録しているのですが、写真では、特定の時間の出来事を1つの画像として記録し、動画の場合、1秒間にフレームレートで指定した枚数分だけその画像を記録しています。
当然、空間内で存在している光は像を焼き付けるほど強い物ではありませんから、ピンホールカメラのような構造物を作ると像がぼやけるので、レンズを使う事で鮮明な像を得る構造になりました、それが、ヨハネス・フェルメールの時代に存在したカメラ オブ スキュラになります。これは、ピンホールカメラの穴の部分をレンズにして像を鮮明にして暗室の中に光を取りこみ、上下が反転した実像をミラーで上方向に反射させ暗室内に入ったレンズから入った物をそのまま見る事ができる機材になります。
この構造は、一眼レフのファインダーの光の送り方と全く同じなんですが、一眼レフではペンタ部にペンタプリズムと言うプリズムが入っていて、それを通してファインダーに光が来るようになっていますが、ファインダーを覗いてレンズの光軸の先の世界を見ている時の状態はカメラオブスキュラと全く同じ状態になっています。
一眼レフは、このミラーの後ろにフィルムがあり、シャッターを切るとこのミラーが跳ね上がるので感光する訳ですが、デジタルの場合だと、ここがイメージセンサーになっています。フィルムは感光体なので、化学変化によって像が記録されますが、デジタルイメージング製品の場合、イメージセンサーで 【 光 → 電気 】 に変換して、画像処理エンジンで状態が決まり、それをJPEGエンコーダーで記録する流れになっています。その為、行っている事が全く異なり、前者は現像が必要で後者にはそれが存在せず、前者はフィルムに像が残りますが、後者は、光の情報を送りそれをデータとして記録しているので全く違います。イメージとしては、仮面ライダービルドと仮面ライダーストロンガー位違うので全く別の物になります。
この届いた光は鮮明であるほど描写が良くなるので、現在のデジタルイメージング製品だとボディーが良くてもレンズがだめだと結果あ酷くなる傾向があります。
フィルムの場合、シャタースピードなどのメカニカルな機能はボディーで違うのでボディー性能の差はありましたが、デジタルのようなイメージセンサーや画像処理エンジンの違いが出てしまうような差がなかったので、 【 ボディーは消耗品でレンズは資産 】 と言う至極当然なことが言われていました。
デジタルの場合だと、レンズはマウントアダプタを使えばMFになったりレンズ性能が変わってしまいますが、キャノンのレンズをペンタックスで使う事もできますし、ニコンのレンズをオリンパスで使う事もできますから、レンズが資産であるという部分は変わりません。ただし、ボディー性能については、10年も経過してしまうと、当時のフラグシップのセンサーサイズもそれほど大きなものではなくなっているのと、センサーが対応している色深度や画像処理エンジンの仕様が古すぎるので撮れない物の方が多くなります。古い製品だと、
■ 増感すると画質が荒れる(増感耐性がない)
■ 連写が効かない
■ RAWの色深度が浅い(現在は中判で16bitが使える)
など、時代が違うとテクノロジーが違うので出来る事が全く違うわけですが、1/2.3型のデジカメと比較してもできる事が少なく感じる事があります。例えば、現在は2160/30fpsの撮影ができますが、4Kの解像度に限定して連写をすると30枚/秒で動画を撮る事ができる機能があります。このように 【 800万画素位のデジタル一眼レフが出た時代の製品では撮れないような連写性能がある 】 訳ですが、それと同時に、増感についても、APS-Cサイズの製品でもISO 800位までは上げても平気なので、印刷が主体で2Lくらいまでののサイズでプリントする場合だと現在のカメラの増感耐性の高さに驚くと思います。
その為、どれくらいのサイズで見る物なのかで条件が変わってきますが、B3以上になると、ISO100でも小型センサーの製品だと厳しくなり、
センサーサイズの大きな製品でなければ厳しいと感じると思います。
22インチ以上のモニターで出力する場合だと、結構アラが目立ち始めるので、表示や視聴をする用紙やモニターのインチ数が大きくなると、大型センサーのカメラを使った方が品質は高くなります。
現在の写真や動画では、レンズを使って光を集めている訳ですが、レンズ交換式の製品には様々な特徴があるので、今回は、そんなレンズについて書こうかなと思います。
レ ンズについて
レンズと言うと、小学校3年生の理科で 【 ルーペ 】 を使う事になりますが、これは 【 拡大鏡 】 と同じ挙動になりますから、これを使うと、かざしたものが大きく見えます。
ただし、距離が違うと像がぼやけるので、見る物とレンズの距離を合わせてみる事になります。この像がしっかりと見えている状態が焦点が合っている状態になりますが、小学校3年生の理科では、一つのレンズの振る舞いを体験する事になります。この時にミラーやレンズについて触れる事になりますが、この二つを用意して、黒く塗ったダンボールの箱に光を入れて、レンズから入ったミラーで反射視させるとカメラオブスキュラになります。
このレンズの構造は、中学校や高校でもっと深掘りしていくことになりますが、小学校3年生では、
【 レンズと被写体の距離が適正でないとピントが合わない 】
事を学習しますが、これがカメラや動画における 【 フォーカス 】 になります。写真や動画を撮る時に 【 主題 】 にピントを合わせる事になりますが、この時に考え方は小学校3年生の理科のの焦点の概念と同じです。ちなみに、この 【 ピントが合う 】 という状態は、中学校の物理でレンズの事について深掘りしたカリキュラムがありますから、中学校1年生の理科の中の物理のカリキュラムの中では、写真や動画で使用する 【 焦点距離 】 が登場します。
ピントの場合、
のようにピントの合う面が存在しており、イメージセンサーの平面と平行な面(と言うよりも、光軸を法線と考えた時に存在する平面を想定した場合に、その面に対して平行な平面)が存在しており、その面がピントの合う場所になります。レンズによってこのピントの合う距離が変わる訳ですが、フォーカスが外れている状態だとピントが外れるので、フォーカスアウトしてしまうわけですが、
■ ピントが後ろに行っている場合
■ ピントが前に行っている場合
のようになると、ピントが合いません。小学校3年生の理科では、凸レンズを使って被写体に対してフォーカスを合わせて、像が鮮明に見える状態で見る事を体験しているはずですが、写真や動画の撮影時のピント合わせで使用する事になります。
この辺りは小学校3年生の理科で体験した物がそのままそんざいしているわけですが、カメラもレンズを使っているので、全く同じ特性があります。
■ 製品とレンズ
レンズを使った製品は色々ありますが、カメラのレンズは複数のレンズを用いる事で収差を消しているので、ルーペや薄井宇円強などとは異なります。ちなみに、
■ ルーぺ : 凸レンズ1枚
■ 望遠鏡 : 凸レンズ2枚
■ 顕微鏡 : 凸レンズ2枚
と言う構成になっています。望遠鏡は単眼鏡になりますが、これを両眼で見るように二つにした物が双眼鏡になります。
ルーペでは、単一のレンズになりますが、この構造だと拡大しか出来ませんが、近くの物を拡大するので 【 マクロ撮影 】 と同じような寄りになります。
また、ルーペの 【 一つの凸レンズの構成 】 は、フィルターとしても販売されており、 【 クローズアップレンズフィルター 】 が全く同じ考え方で、カメラで捉えている像の状態をルーペで拡大して撮る時に使用するのがこのフィルターになります。スマホでも全く同じことができるので、レンズに傷が入らないように使う必要がありますが、ホームセンターに行くと、倍率の高い物が売られていますが、これを横から光が入らないように重ねて撮影してみると、結構な拡大率になると思います。ただし、被写界深度が物凄く浅くなるので、拡大率は凄いのですが、絞りがないので単一レンズモジュール構成のスマホやタブレットでも撮れなくはありませんが、カメラのように絞って被写界深度を得る事が出来ません。
マクロレンズについてですが、キャノンのEFレンズにマクロフォトレンズというのがあって、その中に 【 6倍 】 と言う物凄いのがありますが、これを使うと、絞らないとどうにもならないレベルで浅くなります。
この辺りは、コンパクトデジカメやビデオカメラでもワイドマクロの0cmマクロとかで撮ると結構浅くなりますし、寄れるカメラだと、50~80mm位がかなり拡大できるので、その辺りでマクロを行ってみると小型センサーなのに物凄く浅くなると思います。その為、小型センサーでも浅くなるので、大型センサーでx6のマクロごとレンズを使うとフォーカスも結構シビアですが、センサーサイズが大きくなる程被写界深度が浅くなります。
マクロを行う場合、このように物凄く寄れるレンズもありますが、キットレンズはあるけど、このレンズはTS-Eレンズなどと同じで結構な値段になりますから、気軽にマクロを楽しみたいとか単焦点で寄りたい場合だと、光学性能が変わってしまいますが、クロースアップレンズフィルターを使って撮ると寄れない単焦点で寄る事がⅮ系るようになります。ただし、通常の撮影だと発生しないパープルフリンジとかが出始めるので、少し絞って撮る必要がある(絞ると消えるので開放でなければならない条件では別ですが、マクロは通常は絞るのでそれほど関係ないかもしれません。出た場合で絞っても平気な場合後、絞り値を変更して、光の通る穴を小さくするとフツーに消えます。)ので、状態を見ながら撮る事になりますが、マクロで撮る方法は色々あります。
この 【 拡大 】 が、小学校3年生で登場したルーペになりますが、凸レンズを2つ合わせると違ったことができるようになります。
■ 望遠鏡
望遠鏡の構造ですが、
■ 対物レンズ : 低倍率
■ 接眼レンズ : 高倍率
になっています。その為、凸レンズが2つあるとこれは作れるので、ホームセンターにある低倍率の後継の大きなレンズとサイズが小さな高倍率のルーペを組み合わせると望遠鏡の構造になります。
小学校3年生の理科では、レンズは距離を合わせないとピントが合わないと書きましたが、この場合、光軸を合わせる必要があり、焦点距離も合わせる必要が出てきます。
光軸とは、レンズの中心を通る光の軸の事で、レンズに直角に交わるように通る光になります。ルーペののように単一物だと、光軸は一つの凸レンズしか存在しませんから光軸は被写体にと見る人の視点の間に存在する物になりますが、これが二つ存在すると、
■ 対物レンズ
■ 接眼レンズ
の二つでこの光軸を合わせる必要があります。光軸がズレると被写界深度やパースが変わるのですが、こうした光学特性の変化を与える事で広角レンズでパース歪みを消したり、マクロで奥から流れて来るような物を撮る時に全体的にふぉかすを合わせる事ができるようになります。こうしたレンズは既に存在しており、キャノンのTS-Eレンズがそう言った光学特性を使ったレンズになります。
光軸を曲げるレンズだと、レンズベビーがありますが、少し目的が違うレンズになります。
TS-Eレンズは、EFマウントなので、現在のRマウントで使用する場合には、マウントアダプタ経由で使う事になりますが、光軸が曲がるとフォーカスが合わなくなるので天体望遠鏡だと厳しい状態になります。
この光軸とは別に、接眼レンズで対物レンズから入ってきている像にフォーカスを合わせる必要がありますが、単一のレンズ構成の場合だと、 【 レンズからの距離 】 でピントを合わせる必要があります。マクロでMFにした場合、焦点が固定されるので、ワーキングディスタンスでピントを調整する事になりますが、望遠鏡もルー辺と同じように接眼レンズのドローチューブ部分で距離を調整する事になります。この時に対物レンズとのワーキングディスタンスを調整してピントを合わせる事になります。
望遠鏡の場合、ニュートン式反射望遠鏡と言うのがあり、ミラーの位置を合わせてそれで超セする物がありますが、これは光軸の位置を撮影前に合わせてその後にしばらく置いて空気を馴染ませて撮る事になりますが、通常のレンズ構成の望遠鏡とは異なる構造になっています。
遠くの物を見る構造の場合、対物レンズの方が口径が大きく、接眼レンズの方が小さくなる傾向がありますが、これは、レンズの倍率が異なるためです。
■ 顕微鏡
顕微鏡も天体望遠鏡のように対物レンズと接眼レンズの組み合わさった構造になっていますが、望遠鏡とは逆の構造になっています。その為、
■ 対物レンズ : 高倍率
■ 接眼レンズ : 低倍率
となっています。機材の楮を見てみると、
■ 高倍率 : レンズの口径が小さい
■ 低倍率 : レンズの口径が大きい
と言おう特性があります。その為、
■ 顕微鏡 : 対物レンズ
■ 望遠鏡 : 接眼レンズ
の口径が小さくなっています。望遠鏡は義務教育で触れる事はりませんが、顕微鏡は理科のカリキュラムの中で登場するので、倍率を確認してみると、そう言った光学特性がある事が核に出来ると思います。
ちなみに、写真や動画を撮る場合でも、マクロを行う場合に微細な門を撮る手段の中に、電子接点のないオールドレンズを使ってリバースレンズアダプタを使用する方法がありますが、これを行うと、顕微鏡のような楮になるので、驚くほど寄れるようになります。
この場合、通常のレンズの逆の挙動になるので、レンズ表記の焦点距離が短くなる程倍率が高くなります。この時にあまり重たいレンズにしないことも大事ですが、これを起点として、長いドローチューブを付けてその先端にセキュリティーカメラの小型レンズを付けて広角に撮る事で、微細な隙間でも撮れるワイドマクロレンズを自作するという方法も存在していました。この撮影は、主に 【 昆虫写真 】 で使用されていたのですが、昆虫写真を撮る人の間では 【 虫の目レンズ 】 とも呼ばれており、そのハチドリのクチバシのように長く伸びた細い東京の先から昆虫を威嚇しないように撮影できるので、通常のレンズでは撮れないような瞬間も撮れるような物になっていました。更に、ここにニコンのマクロ用のストロボ(3つの内臓ストロボがセットになったような製品)をシンクロさせることによって、レンズの先で多灯にするという、ライティング使用のカスタムなども登場し、色々な物が出てきたのですが、現在は、LOWAからLaowa 24mm Probe lensと言う物も登場しています。
話を戻して、顕微鏡も焦点距離が固定された物になりますが、この構造は少し違っていて、フォーカスを合わせる時には
【 対物レンズでワーキングディスタンスを調整する 】
事になります。その為、イメージとしては、MFのマクロ撮影と全く同じことを行います。
望遠鏡の自作ができるという事は、顕微鏡も小さなレンズと大きなレンズを組み合わせればできるという事になりますが、項倍率のレンズと低倍率のレンズを組み合わせて焦点距離と光軸を合わせて、黒い筒の中両端に配置して、ワーキングディスタンスを調整すると毛に鼻鏡と同じ振る舞いになります。
このように、望遠鏡と顕微鏡は2つの凸レンズの構成で構成されていますが、レンズの特性を反転させた構造になっています。
■ 焦点距離
小学校の理科では顕微鏡を使ったカリキュラムもありますが、この時の 【 距離を合わせるとはっきり見える 】 という概念は、小学校3
年生のルーペと同じですから、このカリキュラムの延長線上にこう書き機材を使った体験と知識の拡張が用意されています。
ただし、 【 なぜそうなるのか? 】 と言う理科の根源のような物については、小学校では学習しません。これについては、中ガッコの物理で登場する 【 焦点距離 】 で学ぶ事になります。
焦点距離については、
にて触れていますが、通常の光は、
のように直進しています。これにガラスを入れると、
のようになりますが、レンズを入れた場合、光軸は、
のようになりますが、凸レンズの場合、光が屈折するので、
のように曲がります。当然、光の向きが反転しているので、レンズを通った光と結像した像では反転した状態になります。この時の交点の事を 【 焦点 】 と言うのですが、
のように屈折した光が光軸と交わる点が必ず発生します。そして、そこから同じように光が伸びていきますが、カメラの場合、結像する場所がありますが、この時にレンズに入ってきた像とセンサー面の像が一致する場合、
のようにレンズとセンサー面までの距離は同じになります。この時の焦点の変化と距離の関係性を中学校の物理で楽手数る事になりますが、ピントが合う条件はこの焦点が合っている状態になります。この時の、レンズの中心から焦点までの距離が焦点距離と言いま
す。
カメラのレンズを使った場合には、この焦点距離の変化で
■ 画角
■ 奥行き
が変わります。画角ですが、レンズの場合、50mmが標準画角と言われていますが、この状態を
として考えると、
■ 広角側
■ 望遠側
のような変化が発生します。レンズは円形ですから、この時の焦点距離の変化によって変わる画角は、矩形ではなく、円になりますが、この円をイメージサークルと言います。このイメージサークルの版遺影をyとして、焦点距離をfとした場合、
の式で法則性を示す事ができます。焦点距離が変化すると、イメージサークルの部分は物理で出てきますが、奥行きの変化の部分は学んでいない場合もあるので、カメラを使う人だと誰でも知っている事が欠落した状態で伝えられている場合があります。k名時場所で焦点距離を変えて撮影すると、結構違うのですが、広角と望遠で杭の撮影すると、
■ 広角側
■ 望遠側
のような差が出ます。こうした変化は実写で実際に撮った物で比較したほうが解りやすく、極端に差が出るサンプルの方が解りやすいのでそう言った撮り方をしていますが、これを見ると、前者と後者では距離感が違う事が確認できると思います。
焦点距離の変化はイメージサークルの変化も確かに発生しますが、このように奥行きの変化も発生します。これについては、
の中で触れていますが、50mmを標準とした時に
の状態だった場合、奥行きと画角は、
■ 望遠側
のような変化をしています。この焦点距離の概念は、ゲームだとVoFと言う項目で実装されていますが、ゲームプレイ時の 【 画角設定 】 のオプションの項目として用意されています。マイクラでも使用できるようになっています。マイクラのVoFについては、
■ マインクラフト@サバイバル【 1.16.40 】 #102 : 建物の整備
の中で触れていますが、
の視野の項目がVoFになっており、 【 30~110度 】 まで変更できます。実際に比較してみると、
のような差が出ます。その為、広角側を使うと、
のような高さを表現する時に使えます。回路を見せ宇r場合だと、上から平行投影に近いほうが平面的な物だと見やすいので、30度にしますが、望遠側にするとパースが消えるので、
のように見えます。パースを付けない状態だと、
のような感じになりますが、画角を広くすると、極端にパースが付くので、
のように奥行き感や高さを出す場合に使用できます。
ピントについては、小学校では構造ではなく、体感的に学習するのが小学校のカリキュラムで、中学校では、 【 なぜ、そうなっているのか? 】 を学習する音になります。そして、紅毛になると、波動も含めてさらに詳細を学習する事になります。
■ 被写界深度
レンズの場合光の通り道が広いほど被写界深度が浅くなり、小さくなる程被写界深度が深くなります。この光の通り道をコントロールしているのが絞りになりますが、レンズには、 【 絞り羽根 】 と言う羽根が用意されており、それをコントロールすることで、ピントのああっている範囲を指定する事ができます。前述のようにピントとは面であり、厚さを持っていない状態で考える事になりますから、
のようなスクリーンとして考える事になります。ここからピントの合う範囲を考えていくことになりますが、
■ 被写界深度が深い : 絞り値を上げる
■ 被写界深度が浅い : 絞り値を下げる
のような方法で、ピントの合う範囲をコントロールする事になります。
DoFとVOFについては、
■ 焦点距離と被写界深度 【 Blender 2.92@Eevee 】
の中で触れていますが、DoFは絞りで変化します。こお時にフォーカスアウトをした部分の状態が変わりますが、絞り羽根の枚数と絞り値で形状が変化します。
完全にフォーカスアウトしてピントを外して写真を撮るとピンポケ写真ができますが、この時に、光源などを撮ると、光源の形が出てきます。この時に虹色絞りの物だと、円形になりますが、絞り羽根が少なかったり制度が悪いと形が歪みます。と言っても、フルサイズの製品だと口径食が発生するので、レモン型になってしまいますから、タマボケを出したい場合だとAPS-Cでタムキュー(タムロンの90mm F2.8)とかで撮った方が綺麗な円形が出るので、カメラとレンズの組み合わせを考えて撮る事になりますが、開放側では一般的も円形のボケが出ます。
ただし、昔のビデオカメラはひし形絞りなので、ボケが物凄く汚く出る(ひし形まみれになる)ので、あまりいいものではないのですが、DSLR製品の登場後は上位の製品は虹色絞りになり、円形の玉ボケが出るようになりました。ボケと絞りの変化ですが、
■ 解放で撮った物
■ 絞って取った物
のような違いが出ますから、撮り方によって変わってきます。また、風景写真で、光源部分が星型のように角が出ていると思いますが、絞り込むと光源にそうした光芒が出ます。これも絞り羽根の枚数で光芒の数が変わってきます。
被写界深度の変化ですが、
■ ワーキングディスタンスが近い
■ 被写体と背景の距離が遠い
■ レンズの解放F値が小さい
■ センサーサイズが大きい
■ 焦点距離が長い
と言う5つの要素で浅くなります。その為、超望遠デジカメで撮影した場合、センサーサイズが1/2.3型と言うかなり小さなサイズにも関わらず、焦点距離を長くすると、
のように被写界深度が浅くなります。また、パースが破綻してくるのでかなり面白い結果を得る事ができますが、マクロの場合だと、35mm換算で120mm位のレンズでテレマクロをする際に、クローズアップレンズフィルターを2枚重ねて撮影してみると、面白いパースの破綻押し方をします。これをカメラだけで撮れるのが光学系の物理現象の面白さになります。
ちなみに、120mmのマクロだと、
のような感じになりますが、クローズアップレンズフィルターを使って夜と、背景ボケも大きくなるので、
のようなのが撮れるようになります。マクロの場合、マイクロフォーサーズ辺りでも結構ボケるので、クローズアップレンズフィルターと併用して寄ってみると結構面白い物が撮れると思いますが、APS-C以上だと更に色々な撮り方ができるようになります。
超望遠デジカメの場合、
のような通常のレンズでは撮れないようなパースの変化が撮影できますが、テレ端だと物凄く被写界深度が浅くなるので、テレマクロを行うとかなりぼけます。また、超望遠域だと絞ってもボケるので、
のような背景ボケのある写真を撮る事もできます。
被写界深度を浅くすると背景と被写体を分けた状態にできるので被写体を浮かび上がらせることができるのですが、英ぞの手法として背景を黒締めして、エッジライトで被写体を浮かび上がらせて、メイン尾ライトと補助光で被写体自体宇の質感をコントロールする方法がありますが、動画や写真の場合、 【 フレーム内の状況 】 を作る事になるので、光の状態がが完成している場合だと、
■ 構図(レイアウト)
■ 画角
■ 奥行き感
■ 被写界深度(デプス)
を考える必要宇があります。この時に、VoFとDoFをどうするのかを考える事になりますが、ピントの合っている範囲を指定する時には被写界深度の調整をすることになります。
この時に、5つの条件が存在しますが、レンズだと絞りと焦点距離で変化を与える事ができます。
動画や写真で、【 被写界深度は絞りで変更する 】 と言われる理由は、 【 構図が決まった事が前提になっている 】 ので、ファインダーの向こう側の構図が確定した状態で、DoFをどうしようか?という状態での話になります。焦点距離が変わると、奥行きや画角が変わるので、これをDoFの調整で使う訳にはいきませんから、純粋にピントの合っている範囲だけを指定する場合だと、絞り値で調整する事になります。写真だと絞りと言う名称ですが、ビデオの場合だと、アイリスと言う名称の方が馴染みがあるかもしれませんが、動画も写真も露出を決める為の要素は同じですから、その対象が日本語表記なのか英語表記なのかの違いでしかありません。なので、ビデオのアイリスは絞りと全く同じものになります。
■ マクロ撮影
今回は、顕微鏡に触れたので、小さなものを大きく見る方法について書こうと思いますがこの撮影方法は 【 マクロ撮影 】 になります。
マクロ撮影については、レンズ交換式製品だと最短撮影距離の短い 【 マクロレンズ 】 を使用する事になります。
デジカメやビデオカメラの場合、 【 マクロモード 】 があるので、レンズ一体型製品だと、フツーに撮影できるのですが、現在は、マクロ撮影を行うと小さな物の拡大して撮影できるようになっています。
現在のカメラは肉眼で見るよりも物を大きく撮影できるのですが、
のようなサイズで十円玉を撮る事ができます。当然、カメラの画素数分で画像が生成されていますから、ドットバイ度とで見てみると、
のような感じでディテールを得る事ができます。マクロ撮影は、
■ 倍率
■ 画素数
でディテールが変わってきますから、被写界深度が深ければ、この条件でディテールを多く得る事ができます。写真の細部の表現は画素数と色深度で決まってくるので、カメラ自体の仕様で撮影できる物が変わってきます。この時に解像度を上げると、レンズの解像度も高くする必要上がりますが、現在のように1億画素のカメラが登場すると、風景写真だけではなく、マクロ撮影においても多くのディテールを得られるようになっています。
マクロ撮影は21世紀のカメラでは何を使っても撮れるようになっているのでデジカメでは色々な物が撮れるようになっていますが、画素数燃えているの現在は微細な物を撮影できるようになっています。
■ 超望遠域の撮影
カメラのレンズには焦点距離がありますが、天体望遠鏡で使用するような焦点距離は、野鳥やスポーツ撮影などで使用される超望遠域になりますが、超望遠デジカメの登場から、通常のレンズでは撮れない物も撮れるようになりました。例えば、
のような月もその一例ですが、従来よりも軽装備で天体を撮影できるようになっています。超望遠デジカメなどの登場で焦点距離の自由度が高くなっているのですが、
■ Lumix DMC-TZ85で月を撮った動画
のように動画も撮れるようになっています。天体撮影の場合、基本的に二つの撮影方法があり、
■ Tマウントを使って天体望遠鏡をレンズのように使う
■ アイピース部分にカメラを接岸して撮影する
を用いる事になります。殆どの天体望遠鏡がT舞うと出拡張できるようになっているので、見えている星をそのまま撮る事ができるようになっていますが、Tマウントを繋ぐと重量でバランスが崩壊するようなカメラはだめですが、通常はDSLR製品のマウント→Tマウントの変換アダプタを使ってTマウント経由で接続すると、高画素機でも天体写真を撮る事ができます。
もう一つのアイピースの映像を撮影する方法ですが、この撮影方法は 【 コリメート撮影 】 と言います。この撮影方法は、天体望遠鏡をテレコンバージョンレンズのように使う方法になりますが、スマホなどのアダプタがありますが、これもコリメート撮影になります。
こうした撮影では、月のように撮りやすい被写体もありますが、ディープスカイの場合、長時間露光の日長が出てきます。そうすると、日周運動の影響を受けてしまいますから極軸を合わせて追尾する必要が出てきます。こうした撮影をする際にドイツ式製動議を使う事になりますが、ディープスカイの場合、ワンショットでは露光が全く足りないので、複数枚の写真を撮影してノイズを消し照度を稼ぐことになります。
その為、星野撮影の場合、長時間の追尾を行った撮影とPCでの作業が必要になります。また、惑星のディテールもワンショットでは出ないので、ウェブレットで質感を出す必要がありますから、ワンショットで撮れるような物ではありません。画質を考えると、Tマウントでカメラで撮った方が高品質になりますが、装備が物のモしくなるのとセッティングに時間がかかるという問題があります。
画質面では、中判の1億画素以上のカメラで撮った方が高画質になりますが、掉尾応援デジカメの場合、画質は落ちますが、様々な物を撮る事ができるという点ではメリットがあります。
ただし、超望遠デジカメのように増感+長時間露光に非対応の物だと、ディープスカイや天の川の撮影が出来ませんから、大型センサーのカメラでなければ撮れない物も存在します。