マイクラは、古いゲーム機だとコンソール版で狭いマップでプレイすることになりますが、現在は、昔からあるJAVA EDITIONと、それ以外のエディションで統合されている統合版があります。この二者では仕様が異なるので、回路を作る場合だと機能しない部分を別の構造にして作る必要がありますが、統合版だとBUD回路が機能しないので、回路が巨大化する傾向があります。レッドストーン回路以外にも、アイテムの回収や光源の取り扱いで結構仕様が異なるので、今回はそれについて書こうかなと思います。

 

 物の回収の違い                 

 

 旧ハードのコンソール版とJAVA Editionはホッパーの機能が便利な作りになっていて、吸い込む範囲が広いので、野菜の回収を行う場合も簡素な作りで行えるようになっています。まず、野菜の回収の場合、耕した土の上に野菜が広がるわけですが、通常のブロックと耕した土を比較すると、

 

 

のような違いになります。これだと解りにくいので、横から見てみると、

 

 

のような高さの違いがあります。この1ブロック未満と言う条件が旧ハードのコンソール版とJAVA EDITIONではホッパーで吸い込める範囲なので、

 

 

のように耕した土の下にホッパーを置いてチェストやタルに移送すると回収できます。

 

 しかし、統合版だと、ホッパーの吸い込み範囲が狭いので、この範囲まで吸い込む事ができません。

 

 

 合版                          

 

 現在は既存のハードウェアだと、JAVA EDITIONと統合版しか存在しなのですが、統合版が登場する前は、オンラインのやLANのマルチプレイ(異なるアカウントでライセンスを所有している必要があります。)をする時にスマホとゲーム機とPCでは全く統一されていないので、同じプラットフォームでないとマルチができなかったり、そもそもマルチがないような物さえありました。これが、2017年の9月20日に、

 

  ■ Xbox One

  ■ iOS

  ■ Android

  ■ VR

  ■ Windows 10 

 

のプラットフォームが統一されました。これにより、この環境ではオンラインのマルチプレイを行う時に同じサーバ(REALMSと個人サーバ)でプレイすることが可能になりました。この時にSwitchも発表されていましたが、リリースは上記のプラットフォームよりも結構遅れてリリースされました。

 

 

 

 これでゲーム機の大半は統合版になって、広いワールドに対応したのですが、PS4版だけコンソール版だったのですが、2019年の12月11日に統合版のダウンロード版がリリースされ、パッケージ版は今年の1月にリリースされました。

 

 

その為、現在はゲーム機では、3種の全てがクロスプラットフォームなので、異なるハードでのオンラインマルチプレイが可能で、その中にスマホやタブレットやWINDOWS 10版が存在します。

 

 WINDOWS 10版は、今後RTXが標準機能で実装されますが、これはハードウェアのスペックを上げる事ができるので、リアルタイムパストレーシングとPBRを使った質感の向上が可能になっています。

 

 

 その為、現在は、旧エディションが存在しないので、コンソール版とPEと言う物がなくなっており、現在は、現行機種だと統合版とJAVA EDITIONのみになっています。

 

 

 合版での回収                    

 

 現行版だとJAVA EDITION以外だと、回収の仕様が異なるので、ホッパーでは耕した土の上の物を回収できないので、

 

 

のようにホッパー付きトロッコを使うことになります。その為、同じ事をするにしてもJAVA EDITIONよりも1ブロック高さが必要になります。

 

 あと、画像では、レールを置いた後にレールを除去していますが、この状態でも、ホッパー付きトロッコの場合アイテムの回収が行えます。

 

 この組み合わせはJAVA EDITIOnでも使いますが、通常は、畑の作物ではなく、

 

 

のような感じで1ブロック上の物を回収する時だとこの作りにします。

 

 統合版でホッパーを使う場合ハーフブロックやカーペットだと大丈夫なのですが、雪ブロックを配置してみると、ハーフブロックよりももう少し高い場所まで吸い込めることが確認できます。

 

 

のようにホッパーを配置してみると、目印のある場所までアイテムを吸い込めます。雪ブロックだと4段分まで吸い込めます。これが5段になると

 

 

のように吸い込めなくなります。

 

 

 ライムブロック                    

 

 スライムブロックはアイテム、プレイヤー、MOBを打ち上げる事ができるので、

 

 

のような感じになります。この状態でスライムブロックの上に乗ってボタンを押すと、

 

 

のように打ちあがり、

 

 

のように降りる事ができます。ちなみに、スライムブロックは、ハチのブロックにくっつかない仕様なので、

 

 

のようにすると、

 

 

のようにガラスブロックとハーフブロックは動きますが、ハチのブロックは動きません。

 

 

 号の伝達                      

 

 信号を上下に伝達する場合、昔からある方法としては、

 

 

のように上付ハーフブロックを使う方法がありますが、統合版だと

 

 

のようにガラスを使って信号を伝達する事ができます。また、これを

 

 

のように組み合わせることも可能なのです。

 

 ネザーアップデートでは、JAVA DITIONも

 

 

のような感じで配置できるようになりますが、これと従来の●の状態と切り替える事ができます。●の状態にすると、上下方向の実に信号を送る事が可能になるので、干渉しない回路を作れるようになりますが、別のブロックに伝達する状態と横方向に信号を出さないようにする二択が可能になります。ブロックに対して信号を送ると、

 

 

のように真下のレッドストーンにも信号を送る事ができます。このレッドストーンを広げた場合、そのままだと信号が伝達されますが、レッドストーンの上にブロックを置いた場合、透過ブロックと不透過ブロックで回路のパターンが変わってきます。

 

 ロックとパターンの変化             

 

 レッドストーンですが、

 

 

のように配置した場合、透過ブロックと不透過ブロックでは、レッドストーンの状態が変わります。透過ブロックだとパタンが断線していませんが、不透過ブロックだと断線します。その為、併設したレッドストーンの信号が混線しないようにしたい場合、階段状にブロックを配置して、上下でパターンを分けるとブロックの幅で個別に信号を送る事ができます。その為、パラレルなハーネスを作る事ができます。

 

 ちなみに、

 

 

のように葉のブロックだとパターンは維持されますが、これは透過ブロックなのでパターンが維持されています。階段ブロックも完全な透過ブロック(光が減衰しません。ちなみに、ハーフブロックだと、太陽光の15の光は減衰します。)なので、レッドストーンも繋がります。

 

 

また、砥石も

 

 

のように信号が切れませんし、コンポスターも同様にレッドストーンは維持されます。

 

 

チェストもそうですが、シュルカーボックスも

 

 

のようにレッドストーンは断線しませんが、

 

 

のように書見台を配置してみると、レッドストーンは繋がっていますが、信号が切れました。ジュークボックスも

 

 

のように信号を通します。このように同じように配置してもブロックによって状態が変化します。

 

 

 の透過                       

 

 統合版では、透過ブロックだと光源の上に置いても湧き潰しができるのですが、今回は、

 

 

な感じにブロックを並べて確認してみることにしました。

 

 とりあえず、夜にしたほうが解り易いので、コマンドブロックを用意することにしました。

 

 

のように

 

  /give @s command_block

 

でコマンドブロックを手に入れます。

 

 

そして、

 

 

のように二つ並べ

 

 

のようにボタンを配置し、

 

 

のように指定します。

 

 

 ■ 夜にする                       

    /time set night

 

 ■ 昼間にする                     

    /time set noon

 

で指定します。ちなみに、時間は数値で変化しているので、数値の指定をすることで指定した時間の太陽と月の位置にすることができます。

 

 とり合えず、夜にして核にsんしてみると、

 

 

のように透過する物は光をとしていますが、水については、

 

 

2ブロック分減衰するので、こんな感じで配置すると結構減衰します。

 

 光を通さないブロックだと、

 

 

のように全く機能しないのですが、

 

 

のように光を通さないブロックだと下に光源が合っても機能しません。

 

 

のように金床や書見台は光を通すので、フルブロックの状態の物以外だと光は通すようです、光源だと、

 

 

の4つと壁面の絵画がJAVA EDITIONで使える湧き潰しの方法になりますが、統合版では、

 

 

のようにピストンも光を通すようです。

 

 

のように全く光を通さない物もありますが、

 

のようにコンポスターやスライムブロックやハチのブロックも光を通すようです。

 

 き潰し                        

 

 不透過ブロックのの下に光源を入れた場合ですが、

 

 

の世に横に空気ブロックがある場合、そこから光が拡散します。また、

 

 

のように透過ブロックを置いた場合だと、減衰はしますが湧き潰しができます。また、

 

 

のように光源の上に透過ブロックを置いてその上に

 

 

のようにトラップドアを配置した場合も

 

 

のように脇津西ができます。

 

 

 蜂場を作る                    

 

 先述のようにすると湧き潰しができるので、

 

 

のように光源を敷いて、

 

 

のようにホッパーを配置するための空間を広げます。

 

 

のように大きなチェストを横に並べて、それに向かって

 

 

のようにホッパーを接続します。更に、このホッパーに向かってホッパーを繋いで、その上に蜂の巣箱を置きます。そして、その横にガラスを置きます。すると、

 

 

の範囲が湧き潰しができます。

 

 

のような感じになっていますが、ここで、

 

のように光源を敷いて、その上に

 

 

のようにハーフブロックを敷きます。この場所にレッドストーンを伝達するのですが、

 

 

のように養蜂箱の信号を得る為、レッドストーン比較器を配置します。そして、

 

 

のように下向きに発射装置を配置するので、ガラスを置きます。そして、ガラスに向かって下から

 

 

のように発射装置を配置します。そして、レッドストーン比較器から

 

 

のように信号を送り、3ブロック目にガラスを置いて、その上にレッドストーンを配置します。そして、

 

 

のように発射装置から上付ハーフブロックを敷いて繋いで、上側のハーブロックにレッドストーンを敷きます。そして、発射装置の上に任意の不透過ブロックを配置して、そのブロックに向かってレッドストーン比較器を配置します。

 

 

とりあえず、

 

 

のように硝子で折り返して上に信号が伝達できるようにして、

 

 

のようにシンメトリーな回路を作ります。この状態で、

 

 

の範囲まで光が届きます。このように地下に光源を入れるとレッドストーン回路も結構明るくなるのですが、

 

 

のように床を張り替える時に、統合版だと床下に光源を入れてハーフブロックや階段ブロックを使うと湧き潰しができます。

 

 回路を作る時には、地上に作る場合には外装を用意して、そうでない場合には、地下(や山がある場合、山の中)に回路を埋設して使うことになりますが、今回は、地上に作ったので、

 

 

のような感じで外装を作っておきました。今回は、クォーツをメインにしてますし、光源もシーランタンで作っていますから、サバイバルだとこれ作るのに資材集めだけでどれだけ時間がかかるんだろう?と思うような資材の使い方をしていますが、こんな感じで建築物の中に入れると、施設間がなくなるので、外装となる建築のテイストを周囲と合わせると、景観を崩さずに済みます。

 

 

M inecraftのプレイ環境               

 

  ■ Core i5 650

  ■ H55M-Pro 

  ■ DDR 1333 2GBx2+1GBx2(DUAL CH)

  ■ Quadro K620(PCI Express x16 【GEN2動作】)

  ■ SATA HDD

  ■ WINDOWS 10 x64 (1909)

 

  ■ MINECRAFT BE 1.14.60

 

    (*)ESBE_2Gを使用しています。

 

        シェーダーパックを使用していますから、バニラの

        画質ではありません。

  

     (*)このワールドは試験的なプレイをオンにしているの

        で通常のワールドとか挙動が違っている可能性も

        あります。      

 

 

【 使用したソフト 】 

 

  ■ GIMP 2.10.12