就活 西山昭彦 | 消費増税、、、、まだ来るの??

消費増税、、、、まだ来るの??

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「御社の○○が好き」というのは、面接では一番よくないパターン。
誰でも言えることであり、「実は何も知らない」ことが面接官に
すぐ見抜かれてしまいます。


世間にあまり注目されていないような会社の話題を出すことで、
面接官からは「よく知っているね」と褒められたそうです。

 

「人の役に立ちたいんです」 「エコに興味があり、社会貢献がしたい」と胸を張る学生。
採用側は苦々しく思っているという。 「すべての仕事は社会貢献だし人の役に立つはずです。社会貢献活動を否定はしませんが、

企業は実業を行うところ。現実をわかっていないと思われる危険性が高い

 

 

 

 

 

 

上場企業は約3500社ある中で、学生が知っているのは5%以下で、
95%以上知らないわけです。知っている会社の中で戦おうと考えますが、
それは間違っています。
朝、東京駅に向かうすさまじい混雑の中央線に座ろうとしている状態、といえるでしょう。
みんなが知っているところだけに集中する現象が起きているのです。
だから逆を行きましょう。
下りの大月行きはガラガラなわけで、ここなら座ることができます。

学生のみなさんが知っているのは、自動車や家電、食品、空輸

重工機械系や電子部品業を見て、意外にドル箱な企業を探す

BtoBの部品、素材、運輸、倉庫、建設といったあたりに、大切にしてくれる会社がある
採用数が1ケタの会社で、業績が良いところがいちばんいい。ひとりの”大切にされ度”が違います

業界選びは3業界くらいに絞って、それぞれに5社くらい、
3×5=15社くらいのポートフォリオが3月前までに作られていれば、準備の8割はできた感じ

1人当たり20社程度は、入社試験に応募をします。
就活生と採用者数が同数だと仮定すれば、全員が20社受ければ20倍の競争率になります。
どんどん落ち続けます。それをゲームだと思ってやっていかないとつらくて挫折してしまいます。
9社落ちても、10社目で受かればいいのです。一回一回はゲームでも、最後に勝てばいいのです

 

面接では「ある経験を通して壁にぶつかったが、創意工夫をして頑張って乗り越え、
そしてその後の生き方が変わった」という話を求めています。
アイテムの大小は関係ない。しかし、みんな教訓のところを、言い忘れてしまっています。
「部活で優勝しました」で終わりです。部活をやった中で、どんな壁に当ったのか、
そしてそれをどう乗り越えたのかを言えばいいのです。
そもそも仕事にはそうした部分が含まれている。経験の話を通して「仕事で困難にぶつかっても、この人の生き方なら大丈夫だ」というのを採用担当者たちは見ています。

 

 

就活には必要な力が3つある
「考える力」「見せる力」と、そして「動く力」が必要になります。
考える力は論理的思考なので、日頃の訓練で伸びます。
最初にお話しした「就活ノート」を使って頑張って考えていけば、
かなりリカバーできます。
見せる力はプレゼンの練習なので、学生同士で練習するといいでしょう。
そして動く力はセミナーや職場を回っていく。汗をかくこと。
2つをバランスよくチェックしていくことでしょうね。

エントリーシートは何度も書き直し、社会人か内定者に1回見てもらいましょう。
社会人の目で見ることが必要なのです。また、1社ごとにバージョンが変わるので、
ファイル管理というのがすごく大事になってきます。忘れたり、面接に行く際に手元になかったり、
古いバージョンだったりすることがあるので、ファイル管理は大事です。

また、業界ごとに内定を出す時期が違うので、時期別の戦略を作るべきでしょう。
ITソリューション業界や建設などが比較的早い。3月中にエントリーシートを締め切るところもあるので、
その業界に興味がある人は早めに始めたほうがいいでしょう。
そもそも「6月選考開始」を守っているのは一部しかない状況ですから。

私は今まで1000人以上の学生のサポートをしてきました。
最後まであきらめないことが、その人の能力です。

 

西山昭彦(にしやま あきひこ)/一橋大学特任教授。博士(経営学)。
一橋大学卒業後、東京ガス入社。法政大学客員教授、東京女学館大学教授を経て、
2013年より現職。三菱商事の社外取締役なども務める。
著書に『西山ゼミ就活の奇跡』『受かる!西山式内定バイブル』など多数

 

 

何かひとつ好きな領域に執着して、誰よりも熱狂的にのめり込んだ経験があることでもよいのです。それがプログラミングの領域でもよいですし、地震の地層について、あるいはキノコの生態についてなど、何か主体的に長い時間をかけて執着して追求してきたものがあれば、それを伝えるのもひとつ

 

 

 

 

新卒採用占有率が高い会社は低い会社に比べて売上高や総資産が大きく、
新卒3年後離職率は低く、全体の勤続年数も長い傾向にあることがわかった。
若干ながらワーク・ライフ・バランス制度も充実していた。
一方、利益などの成長率は低く、女性比率も低かった。
つまり、新卒採用中心の会社は業績が安定した大企業で、
長期雇用が継続している職場が多い