管理 出題範囲 変更点 | 消費増税、、、、まだ来るの??

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1. 試験範囲拡大部分!

(1) マネジメント・コントロール・システム (BSC)
マネジメント・コントロール・システムという範囲が明示されるようになりました。その代り、従来の試験範囲にあった、BSC(バランスト・スコア・カード)関連の記述が削除されています。
し かし、BSCが出題されなくなったというわけではなく、は戦略実現のためのシステムであり、マネジメント・コントロール・システムとしての機能が期待され る手法ですので試験範囲としてはメイン論点として残っていると考えられます。そもそもBSCは頻出論点でしたし、今後も出題されると考えます。
ではBSC以外に、マネジメント・コントロール・システムに何が入ってくるのか?こちらにつきましては、正直現在では意見の分かれることとなります。明確になり次第、当コラムにて開示させて頂こうと考えております。

(2) ミニ・プロフィットセンター/多国籍企業
分権組織とグループ経営の管理会計について、「ミニ・プロフィットセンター」や、「多国籍企業のための管理会計」が試験範囲に明示された点から、この辺りをやや深く掘り下げることになりそうです。
こちらをどこまで掘り下げるかについては、正直現在では意見の分かれることとなります。明確になり次第、当コラムにて開示させて頂こうと考えております。

2. 文言が改訂されたが、試験範囲不変と考えられる部分!

(1) 原価改善・原価維持
原価改善と原価維持が、網掛け項目(論文試験の範囲)から外れてはいますが、これはあえてここを短答で集中的に問うぞ!という暗喩なのかもしれません。

(2) ABC
活動基準原価計算(ABC)関連では、ABCによる収益性分析が試験範囲に明示されるようになりました。一方では、ABBが試験範囲から削除されています。
ただ、ABBはABMに関連する内容であるため概要程度は押さえておく方が良いと思います。またABCによる収益性分析も従来から出題されてきました。そのため、ABC関連については学習方針・内容に影響は無いと考えていただければと思います。

3. 試験範囲縮小部分!

・財務情報分析について、生産性分析と成長性分析の項目
・原価管理関連で、ライフサイクル・コスティング
・生産在庫管理 (JIT・スループット)
・品質管理原価計算 (内部失敗原価・外部失敗原価)

これらがすべて出題範囲から削除されていますので、単純に試験範囲の縮小と考えて良いでしょう。年々、学習しなければならない範囲はかなり広がってきていましたので、ここは縮小しようという趣旨の様です。