15日(大引)
9,887.89 +8.04
日経平均先物
10/09月
15日15:10
9840 -40.00
TOPIX
15日(14:54)
879.99 +1.43
日経ジャスダック平均
15日(大引)
1265.61 +0.53
20.18 (0.20%)
14日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅ながら3営業日ぶりに反落し、
前週末比20ドル18セント(0.2%)安の1万0190ドル89セントで終えた。
午後に格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスがギリシャ国債を「投機的」とされる等級へ格下げした。
欧州の財政問題の根深さが意識され、高く推移していたダウ平均は取引終了間際に下げに転じた。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は小幅に3日続伸し、同0.36ポイント(0.0%)高の2243.96で終えた。
午前は買いが先行し、ダウ平均の上げ幅は110ドルを超える場面があった。
ユーロ圏の4月の鉱工業生産指数が市場予想を上回って上昇したことなどから、
欧州や世界の景気回復が遅れるとの過度の懸念が和らいだ。
セントルイス連銀のブラード総裁が東京で講演し、
今後もアジア諸国がけん引する形で世界景気の回復が続くとの認識を示したことも一時、相場を支えた。
業種別S&P500種株価指数(全10業種)は「素材」「金融」など6業種が下落。
一方、「公益」など4業種が上昇した。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約11億4000万株(速報値)、
ナスダック市場は約18億4000万株(同)と比較的薄商いだった。
メキシコ湾での原油流出事故に絡んだ費用捻出(ねんしゅつ)のために、
配当停止の思惑が広がっている英石油大手BPの米預託証券(ADR)が10%近く下落。
ダウ平均の構成銘柄では米銀大手JPモルガン・チェースの下げが目立った。
メキシコの肥料会社グルーポ・フェルティナル買収に向けて交渉していると報じられた肥料大手モザイクが安い。
一方、世界景気への過度の懸念が後退したことから、建設機械大手キャタピラーなどが高い。
14日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3営業日ぶりに小反発し、
前週末比10銭円高・ドル安の1ドル=91円50~60銭で取引 を終えた。
ギリシャの格下げ発表を受けて株式市場でダウ工業株30種平均が小幅安に転じて終えたため、
投資家が運用リスクを取りにくくなるとの見方が浮上。
相対的に金利の高い通貨を売って低金利の円を買い戻す動きが広がり、円は小高く終えた。
4月のユーロ圏の鉱工業生産指数の上昇などを 受け、朝方の米国株式市場は買いが先行。
株高で投資家が運用リスクを取りやすくなるとの観測が広がり、ニューヨーク市場の円は安く始まった。
午後に米格付 け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスがギリシャの格付けを
投機的色彩の強い等級に引き下げたと発表すると、米株相場が上げ幅を縮小し、円は下げ 幅を縮める展開になった。
14日のニューヨーク市場の円の高値は91円41銭、安値は91円96銭。
ロンドン市場では92円12銭まで下落し、約1週間ぶりの安値を付けた。
円は対ユーロで3日続落し、前週末比90銭円安・ユーロ高の1ユーロ=111円85~95銭で終えた。
米株相場が高く始まったため、円は対ドル同様に対 ユーロでも安く始まった。
ユーロ圏の鉱工業生産指数の上昇もユーロ買い・円売り要因になったため、円は対ユーロでは安いまま終えた。
ただギリシャの格下げ 後に米株相場が売り優勢になると、投資家がリスクを取りにくくなるとの見方が出て、
円は下げ幅を縮小した。
ユーロは対ドルで反発した。
前週末の1ユーロ=1.21ドル台前半から1.22ドル台前半に水準を切り上げた。
株相場が買い先行で始まったことやユーロ圏の鉱工業生産指数が上昇したことが、ユーロを押し上げた。
投機筋によるユーロの対ドルでの売り持ち高が高水準で、ユーロを買い戻す動きが出た面もあった。