ものすごくリアルな、写真かと思うような絵というのがあって。
それは、すごいと思うのだけど…私には、意味がよくわからない。
写真でいいじゃん…と思ってしまう。
同じリアルな絵、写実を極めた絵でも、「写真ソックリ」とは趣が違う絵、というのもある。
それは、作風によっては、ものすごく好きになる場合がある。
リアルな画風を、羨ましいと思うことが、たまにある私。
でも、リアルに描くことを指導しているものを見たりすると、そんなのどうでもええやん…とか、思ってしまうのもまた、確かに私。
物理的な構造を知っていてデフォルメするのと、知らないでテキトーにデフォルメするのとでは、絵の「存在感」は、全く変わってくる。
構造を知っていて、その知識をどう「デフォルメの中に反映」させるか…っていうことが繋がっていない、っていう人は、一旦そのつながりがわかると、あっと言う間に、絵が変わってくる。
けど、全然知らず意識もしないで描いている人が、いざ、構造を知って反映させようとすると、すごい壁に当たる(ことが多い)
なぜって。
自分のデフォルメの形態と、リアルな構造というのが、全く接点を持たない場合が多いからだ。
それでも、そこで挫折せず、自分の絵のカタチと、構造から生まれるカタチの融合点を探してく努力を続ければ、確実に、表現の幅は広がる。
だから何?っていう話だけど。
なんか、書いてみた。
もしかしたら、他に書くべき事があって、その前振りなのかも知れない。
よーわからんけど(笑)