笑福瑞獣シリーズ 狛犬阿吽
完成しました。
「阿」
「吽」
大きさ比較に、500円玉と。
立てかけると、こんな感じ。
素材は、檜です。
厚さ:約2㎝
横幅:最大約30㎝
縦幅:最大約14㎝
重さ……秤がなかった…(^_^;)
けっこうズッシリ、重量感あります。
販売品です。
が、まだ値が決まってません。
4月の作品展までには決定します。
(ご希望があれば、作品展以前のご売約承ります)
檜は、特定非営利法人もりずむ様から仕入れました。
サイトは、今準備中だそうです。
なかなか素晴らしい活動をされている団体さまで、また後ほど、ゆっくりとご紹介させていただきます。
この檜、「新月の時期」に伐採され、葉を付けたままの天然乾燥で2年以上、さらに、自然乾燥を半年以上…という、大変丁寧に作られた木材の一部です。
※しみずさまから、記載の誤りご指摘をいただきました。ありがとうございました。
こちらに、コメントの文章を転載させていただきますね。
木を伐った後、葉っぱを付けたままその場所に檜で3ヶ月、杉で6ヶ月ほどの期間放置します。この期間、葉から水分が蒸散して乾燥します。この乾燥方法を「葉枯らし(葉付き)乾燥」と呼んでいます。
その後、製材して天日で1年以上、嫁ぎ先が決まるまで天然乾燥期間が続きます。
一般的には、早く出荷可能な状態にするために、人工的に乾燥させるそうです。
が、もりずむ様では、そういう手段はとらず、古来から製法で、じっくり木材を生成するそうなのです。
そうすると、虫が嫌う成分の醸成や、色艶、香りともに豊かな木材に仕上がり、しかもカビにくいのだそうです。
私は神様や眷属さん達を焼きつけるための素材にしますので、そんな作られ方をした板達が、人様のご縁によって手元に来てくれるようになった、ということに大感謝。
新月期に伐採する、というのは、古来のきこりさんは、「理由はわからないけど、それが一番いい」ということで、自然にそうしてきたそうです。
それも、日本だけでなく、海外でも…なんですって。
でもまあ…先日使った集成材も、それはそれで、柔らかくて非常に焼きやすくて、とても手が込んだ細かな作品を作りたいな、と思うと、使い勝手の良い板ではあります。
今回、天然檜を使ってみて、それは、よく感じました。
焼き絵に…特に初心者には、シナ材などが向いているらしいですね。
檜は固いし、年輪がハッキリしてるから、ペンの滑りが、年輪の上でカツンと引っかかります。
それはそれで、いい味にはなるんだけど、非常に細密な焼きをしたい時は、ちょっと不向きかも…とは、感じました。
シナ材の板は、先日別のお店から届いた4枚の板の中にあるので、それを使う時に、また、違いがわかるかもです。
同じく焼き絵向きの板としては、お馴染みの杉。
焼き絵は、「杉焼き」という言い方もするようですので、杉は一般的のようです。
杉の板も、もりずむさんから仕入れてますので、またそれはそれで、楽しみです(^^)
と、いうことで。
天然木焼き絵の第一作目は、狛犬ちゃん達でした。
焼きと塗りをミックスする絵…というのやりたいとチラッと書いたんだけども、それっぽい絵が早速…来てます。
ガスバーナー欲しいなあ…。
なんか、だんだん、何屋かわからなくなりそう(笑)