今日から凹展です | 手が知っている異界の彩~絵師・緋呂 展示館~

手が知っている異界の彩~絵師・緋呂 展示館~

神・仏・天使。そして、「あなた」の光を、緋呂が描きます。陰陽併せ持つ「人間」の中に、すべては在る。
描くべきもの、進むべき道。すべては、手が知っています。

クリップ◆第10回 凹展◆
開催期間:2011年9月27日(火)~10月2日(日)
会場時間:10:00~18:00
     金曜のみ20:00まで/最終日17:00まで
会場:愛知県芸術文化センターB2アートスペースX
$手が知っている +天上絵師KAWAZO+



そろそろ衣替え。
でも、昼間はそれなりに暑い。
風邪をひきやすい時期でもありますね。
着るモノに困る~。


昨日の搬入。
一年ぶりのみんなの作品を拝見すると、みなさんそれぞれが過ごしてきた1年、というのが。
なんとなく、彷彿と。

その道で食べているヒトは誰もいない作品展なので、手慰み的な雰囲気はどうしてもあると思うけど。
中には、そのまんま販売品としても通用する作品も、あります。

15名も集まれば、中のヒトの熱意の差…というものや、臨む姿勢に微差が出るのは、まあ、当然。

また、そういう点こそが、自分の姿勢や作品そのものなどを顧みる材料にも、なるわけです。


私は今年は、題材の選定は自分ではやってないし(笑)
描いたものそのものは、やり切った感が十分あるので、後はもうどうとでも見る方が解釈してくれればいいです、という感じ。

去年も比較的そういう感覚はあったけれども、去年の大天使達は、私自身が「なんで私はこんな絵を描いてるんだろう」という疑問が山積みあったから、やり切った感みたいなものは、薄かったです。


ただ。
私は今の自分の絵は、さらにもっと変わると感じるし。
変われるとも、感じている。
題材に何が入ってくるかってのは、もう、予測もつかないし、付ける必要もないかなと思うけど。
こうなりたい、というイメージも、今は別になくて、自然に行く方へ行くだろう…と感じているだけ。

不思議なもので、そうなるともう、描いた過去の作品というのに対して
「ああしておけばよかったな」
「ここはもっとこうだったらよかったな」
という、後付の採点みたいなものは、ほぼ、皆無です。

今はこれでベスト。
これで至らなかったところや未熟なところ、足りてないところは、これからやる。

という感覚が強いです。

一つだけ言うとしたら、絵そのものじゃなくて、「額装」ですね。
使うかどうか未定でも、それなりに、大きな額をいくつか、手持ちに加えておく必要は重々感じました。

また、額を買う、という以外に、イラストボードをいかに「見せる」かという工夫とか。

演出の問題。

そういうところは、日々アンテナを立てておいて、アイデアをスケッチしておくとか、ある程度は必要だな~と思います。


額に入れれば、4倍くらい良く見えるのが絵。

だから、額は本当、重要。

今回描いた絵を入れられる大きさの額っていうと、普通に2万3万以上いっちゃいます。
それを急に何枚も揃えるっていうのはもう、私くらいの経済力では難しい。

本当は、描いた作品に合わせた額を一点ずつ選んで…または誂えていく、というのがベストなんだけど、今はそこまではできないので。
先々、そういうことができる…そこまで金銭的にもがっつり投入できるだけの余力を持つ、というのは、一つの目標でもありますね。



今日は午後から会場にいます。
お越しいただいたら、どうぞ、お声をおかけ下さいませ。