真反対のやり方 | 手が知っている異界の彩~絵師・緋呂 展示館~

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神・仏・天使。そして、「あなた」の光を、緋呂が描きます。陰陽併せ持つ「人間」の中に、すべては在る。
描くべきもの、進むべき道。すべては、手が知っています。

人にはそれぞれ、適した速さやタイミング、というのがある。

得意なことも、それぞれ違う。

できることも、それぞれ違う。



かといって。

その枠の中だけで生きていると、他の可能性や展望に気づかず通り過ぎてしまうことも、ある。


もし、行き詰まりを感じるなら。
打開したい何かがあると感じるなら。

自分とは真反対の人のやり方を、真似てみるといい。

ほんの一時でも。


反対のことって、実践するにはかなりのストレスが発生する。

しかし、そのストレスによって、今まで気づかなかったことが見えるようになる。


いつまで続けるかは、自分が決めればいい。

案外、反対のやり方が性に合っていることがわかって、快適になるかも知れない。


取り入れてみたことを全部、残す必要もない。
ほんの一部だけでもいい。
全てやめて、元のやり方に戻ってもいい。


一度反対のやり方を体験すると、たとえ「元に戻そう」と思ったとしても、完全に元には戻らない。

化学変化は、必ず、内部で起こっている。

たとえほんの小さな変化であっても。


後に、大きな変容へ繋がる、小さな変化…かも知れない。





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