長く辛い厳しい時期を経て、機が熟した。
その喜びを存分に表現する姿は、とても、感動的。
その輝きは、どんな光よりも眩しく感じる。
それを感じる幸せを刻みながら…
思う。
人には、それぞれ、「時期」というものがある。
他人から見て無為であったり、遅すぎると感じたりすることがあっても。
その人にとって、そのペースは必要かも知れない。
ペースを速めさせたい、そんな進み方では時間は足りない…と、感じたとしても。
それは、自分の感じ方であって、その人の感じ方ではない。
また、その人も、遅々として進まない…無意味かも知れない…と感じているとしても、その時期そこで踏み堪えることが必要なら、一時、時間を早めたとしても、かえってそれが夜明けを遅らせることに繋がるかも知れない。
逆もしかり。
黙ってみているのがよい…と。
そんなことは思っていない。
一石を投じてみる価値はある。
横から割り込んで、アクセルを踏んでみる。
あるいは、ゆっくりめにペースメーカーを置いてみる。
一度で何も起こらなくても、何度か試みることは必要かも知れない。
しかし、無理矢理合わさせても、どこかに「ひずみ」は出る。
その時わからなくても、どこかで。
その「ひずみ」を自然に吸収できるまで、様子を見る。
それが大事かな。
待つことも愛のうち。
やはり、今、私は、そう思う。
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