バック事故防止講習 | 笑顔の連鎖を創造します 川連運送株式会社ブログ

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平成28年7月26日(火)


本日は川連運送株式会社構内にて

バック事故防止講習会を順次行っております。





荷積み、荷卸しの際には

狭い場所に駐車しなければならない事が多々あります。


また、後方をギリギリまで近付ける、

ホームに接車する等、

際どい操作も数多くあります。


今回は2トン車から大型車まで様々なトラックを使用し

障害物を配置した枠内にバックする事による

接車訓練を行いました。





これは決して寸止め技術を競っているわけではなく

チキンレースの類でもありません。


今回の障害物は、ギリギリ通過できる幅、もしくは、

ギリギリ通過「できない」幅に配置しています。


つまり、運転技術の向上はもちろんですが、

「安全確認の重要性」こそが今回の主題となっているのです。





ギリギリ通過「できない」のであれば

そのまま接車を試みても

確実に接触してしまうだけです。


障害物の移動が可能であれば移動する、

または移動をお願いする。


移動が不可能であれば、

効率低下もやむを得ず、

離れた場所で積卸作業を行う事もあるでしょう。


それらを判断し、安全に接車するためには、

ミラーやバックカメラだけに頼るのではなく

一度降車して目視確認する事が重要になります。



今回配置した障害物は、

カラーコーンやプラスチックパレットなど、軽く柔らかく、安価な素材でした。


しかし、これらがコンクリートや金属、

車両や人間であったりするのが現実です。




狭い場所での運転・接車は、

手元の操作よりも何よりも安全確認が全てです。


自動車の運転は

最初に「認知」

その上で「判断・予測」

最後に「操作・行動」となるのです。


それを裏付けるかのように

自動車事故の多くは

「操作ミス」ではなく

見落とし、見誤り等の「認知」ミスに起因しているのですから。




「あの時、降車して確認するべきだった…」

と後悔する事のないよう、

安全確認・事故防止に努めてまいります。