こちらの諸葛孔明の話は孔明の出自から~五丈原で亡くなるまでの解説がわかりやすく載っています。古本屋なんかでも目にしますので手に入れやすいでしょう。
こちらは陳寿の虚構を排した正史と南宋の斐(下は文じゃなくて衣)松之の挿話を合わせて読める本です。後漢宦官の登場~外戚~清流派官僚の登場~五丈原~司馬一族までをとても興味深く書いた一冊です。陳寿とはい松之の文を読み合わせることで、淡々とした陳寿の正史に、脈を打つような人間味が加えられた面白いできになってます。
ちょっと読んだらハマっていま読み返してますw
なかなかマニアックな一冊(全四冊)だと思いますw
中身はこんな感じで、中国劇画の漫画です。
日本の挿絵とは違う味があるのも興味深いところです。結構面白いです。
この中国傑物伝の中に曹操が描かれています。また、中国任侠伝と言う小説がありますが、こちらの続中国任侠伝では後漢末の時代がテーマで何本か書かれています。
劉秀の前後くらいかな。樊超の話とか面白いです。
ですけども、彼は372に生まれ451年に逝去している。時代は東晋から初宋となる。
三国時代終焉の280年から約100年もあとに生まれた人だ。
あるとき南宋の文帝が陳寿の三国志を読んだ。
文帝は陳寿の三国志があまりにも簡略でそれを残念に思った。
陳寿の三国志は簡略の良さがある。同時に簡略されていることが欠点でもある。
その簡略さを文帝は残念に思った。
わたしも残念に思った(笑)
しかしロマンがあるなと私は思った。
文帝もロマンがあるなと思った。に違いない(笑)
そこで中書郎(皇帝秘書)の裴松之に命じ、他の諸書から資料を集めさせた。これがいわゆる裴松之の注釈の三国志だ。
この裴松之注釈の三国志は異説や異論、挿話を列記したものでその為に精度に疑問がある。しかしながら、陳寿は蜀の人間であった為、蜀の視点あるいは呉の視点を三国志の中にいれることには憚りがあり書くことができなかった。※晋の正当性に触れる恐れ等があるため。
一方、裴松之は100年も後の人なので、憚ることなく蜀呉側の視点や挿話を入れることができた。これにより三国志がより精彩あるものへと変わっていく。たとえば蜀から見た事変、それを魏から見たときの事実の差異や受け止め方の違いなどそんな部分が評価された。と思う(笑)
裴松之注の三国志が陳寿の三国志と同等な理由もここにある。
そんな部分が講釈師の話の種になり、そこから羅漢中の三国志演義の誕生につながってゆくことになる。
そして太平記やその他日本文学においても影響力を与えていくことになるわけだ。
現代の日本でも古代中国史や水滸伝、三国志などの話は愛されている。
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・・・・・ちょい読みじゃなくなってますが。
・・・・・・しかもボタンを間違えて途中から書き直してて簡略してしまった(苦笑
それを文帝は残念に思い、わたしも残念におもった(笑)
では。