おはようございます。
本日は我が家の貯蓄状況やお金に対して思うこと、まとめてみたいと思います。
我が家の1年後に消える資産
先月上記記事にて我が家の総資産を公開しました。
株高に伴って投資信託は軒並み好調、
円安でFXはぼろぼろ。
ある意味資産変動に関してはバランスが保たれています…。
ユロ円はチャートを見ていると170円までは上がるだろうと踏んでいます。
170円を上抜けてしまったら…
もう前例がないのでどうなっちゃうのか…
まさかのロスカットになってしまうのか?!
そうならないことを願うことしかできません。
(いや、資金投入はできますが)
FX口座を動かせなくなってから久しいけれど
総資産は地道に増えています。
FX口座以外での我が家の資産は現在約2500万。
うち投資信託の評価額が約1500万。
残り1000万が我が家の流動資産となっています。
ここから起業に際して500万円を捻出するつもりです。
そうなると総資産における流動資産の割合が著しく減ってしまい、かなりバランスの悪い家計になってしまいます。
流動資産の残500万に対して動かせない資産1800万くらいですね。
資産を保有する際、『生活防衛費』の存在が重要です。
これは『困った時』『いつでも使える』ようにしておくべき費用です。
生活防衛費というのは約半年分ほどの生活費とされています。
我が家の場合は月45万ほどの支出があることから余裕を持って300万円はキープしておきたいところ。
そうなると残りの現金預金が200万しかありません。
もしここに他の大型出費(車の購入やリフォーム等)がかさなるとかなり厳しいかなと思います。
ライフプランは変化してゆく
一般的には子どもの進学に伴い多額の現金が必要になってくる時期を我が家は生きています。
しかし、長男は学習障がいから不登校の2次障害を起こしており、現状では大学どころか高校もどうなるかわからない状況となりました。
本音をいうと私としては形は問いませんが、高卒の資格を取ってほしいなと考えています。
長男は将来のビジョンなんてなにもありません。「お母さんが行けって言うし高校に行くんでしょ」中卒で働く選択肢もあると話すと「働くのは嫌だ」と言います。
したいことが見つからなければこんなものかもしれません。
こんな状況でまぁ無理強いもできないわけですが、目指せそうなのは通信かな…といったところ。学校から定時制も言われましたが、毎日登校できるのか怪しい。
その時に本人が決めていけばよいと思うのですが、とりあえず我が家は長男の大学費用はいらないと判断してよさそうです。
その代わり自立が難しく生涯にわたり支援が必要になるかもしれません。
願わくばお給料は安くて構わないので正規雇用で近所に就職してほしい。
でもそれも叶うのか?
叶わないときに障がい者雇用を利用させていただくことはできるのか?
あっ
話がそれてしまいましたね。
そんな訳で一気に100万単位で支払うべき大きな出費というのは長男にはかからなさそうです。その代わり長期戦だ…
そして100万単位〜での支出が見込まれるライフイベントはこんな感じ。
- 自宅の壁の塗装(築16年なので本当はもうしなきゃいけない)
- 夫の車買い替え(5年以内)
- 私の車の買い替え(10年後くらい)
- 次男の教育費(10年後以降)
- 自宅のリフォーム(次男にお金がかからなくなってから水回りなど検討したい)
この5つがとりあえず近い将来予測できるライフプラン上必要な大型出費と言えます。
時々こうやって適宜先に必要になる出費をみておく、というのは大切なこと。
現金比率が低いうちはローンも考慮しながら、やりくりしていきます。
私たち夫婦が給与所得を得られる期間というのも残り20年前後。
この20年の間に
- 全てのローン返済
- 不労所得のシステムづくり
- 家計のミニマム化
このあたりを検討しながら暮らしていきます。
年金受給ができるようになったとき
夫婦の年金+不労所得
=
月々の生活費
のバランスが取れるようにできれば基本的に資産を取り崩さなくても良いわけで
加えて貯蓄があるなら平常外の支出にも対応できると思います。
元気なら緩めに働くという選択肢もいいかなと。
不労所得は投資の配当金だったり
今、私の両親は意図せず不動産所得を得ることができ助かっているという話もあります。
国民年金なので年金だけでは到底暮らせませんが、不動産所得でバランスが取れるようになったという。
私はDIYなどが好きなので中古物件を原状回復とか気にせずにリフォームして貸し出せたら楽しそう!とかすごく安易に考えるときがあります。でも安易に手を出すべき分野ではないとも思っていて。
自分の事業がうまくいって生活に余裕ができたなら不動産も学んでみたいな。
老後は保険も払わなくていい
今かかっている住宅費は支払済になる
積極的な投資もしない
大きな車はいらない
(うまくいくかはさておき)子供が自立する
こんな状況になるため月換算で固定費だけでも17万は支出が抑えられます。
変動費も今は教育費だけでも月3万、あとなんだかんだと使ってます。
今の毎月かかる生活費が45万ほどなのですが、それらをカットした場合、月20万で夫婦ふたり十分暮らせるでしょう。
保有資産に合わせて年金が減額されてしまう将来も見えてきましたが、年金を減らされることに悲観するのではなく、収支バランスが取れるかどうかを見定めていきたいです。
お金は使うからこそ生きるもの
お金について学んでから私はお金に関しては漠然とした不安は解消されています。
それは具体的にシュミレーションできるようになったということと、老後は家計がこじんまりして今より支出がぐっと減るのを理解できたからかな。
ただ辛い思いをしてお金を貯めるばかりの人生が楽しいか?と問われれば楽しくない。
子供が小さい、自分が元気なうちにしかできないこともあります。
私の起業だって今がラストチャンスです。これ以上だと事業を続けられる年数が少なくなってしまいます。お金が減るからと諦めることは簡単かもしれませんが…やっぱり悔いなくやりたいと思ってしまう。
だからお金を使う。
多分それで良いのだと思います。
いくら倹約して将来のためにお金を貯めたとして、倹約グセがついているのに将来そんなにお金を使うのかという疑問もあります。
使いたいときにお金を使うため
収支のバランスを見る。
投資をする。
お金の使い方というのも大切だと思います。
ダラダラとなんとなく使う、本当に欲しいか分からないものを買ってしまうような意味を持たない浪費的な支出は避けたいところです。
そして自分の人生において支払うべき価値のある支出についてはライフプランを見ながら惜しまず支払う。
そうすることでお金の本当の価値が出てくるのではないでしょうか。
そしてお金の価値を活かすのは自分次第なのだと思います。