プロ野球 日本ハムファイターズの
新監督(ビッグボス)に
新庄剛志さんが就任しました。
ちょっと驚きましたね。
記者会見のノーカット版を
改めて見ると
さすがというか、
本当に面白い。
印象に残る名言だらけでした。
以下に主なものをあげます。
「これからは顔を変えずに、チームを変えていきたいなと思います」
「僕でいいのかなという思いの反面、僕しかいないな」
「日本ハムも変えていきますし、
僕がプロ野球を変えていきたいなという気持ちで帰って来ました」
「優勝なんかは一切めざしません」
「僕が帰って来たからにはコロナはなくなり、
球場は満員になりますよ。そういう運命なんで僕は」
「全員がドラフトでかかった選手と思っているんで、
レギュラーなんか一人も決まってません」
「夢はでっかく、根は太く」
「新庄剛自身がファッションなので、
洋服のファションなんて考えてないですね」
こうやって、改めてみてみると、
そのほとんど(太字)が
「対句法」という手法を使っています。
「対句法」とは、
並べられた2つのフレーズが
形や意味上で 対応するように作られた
表現形式のことをいいます。
上記の新庄監督のフレーズを見てください。
記号で表現すると
「AせずにBする」
「Aと思う反面Bしかない」
「AもしてBもする」
「AはなくなりBになる」
「Aなので、Bです」
「AはB CはD」
「AはBなので、CのBなんて考えない」
のように、
前半と後半のフレーズの
語句が対応していることがわかるじょう。
このように「対句法」をつくうと、
名言っぽく聞こえます。