子育てーめんと宣言(2010) | 「言葉」をミカタに、人生に「物語」を!

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コピーライター&作家の川上徹也が 
心に刺さる「言葉」、心を動かす「物語」の
生れる舞台裏を公開!

あなたの人生を変えるのは、
あなたの「言葉」だ。

クラブハウスで、

ナレーターの下間都代子さんと

毎朝、「耳ビジ+1」

というルームをやっています。

 

今朝の耳ビジプラス1で 、

「子育てーめんと」について語りました。

 

2010年に立ち上げた会で、

メンバーも増えて盛り上がってたのですが、
東日本大震災もあり、
自分の中の興味も変わったので

そのまま立ち消えになってしまいました。
 

ただ改めて探すと 

当時のブログに

以下のステートメントが残っていて、 

これ今でも通用するいい文章だな

と思ったので(自分で言うなって?)

再掲載します。

 

この趣旨を受け継いでくれる方は、

「子育てーめんと」という言葉を

使っていただいてかまいませんよ。 

 

 

 

「子育てーめんと」宣言

 

「イクメン」はじめ、

世の中、育児ブームです。
 

しかしその一方で、

子育てで疲れている親がいかに多いことか。
そんな親たちを見ていたら、
次の世代はますます

子供なんて欲しくなくなるでしょう。

 

そうなっている原因のひとつに、
「すばらしい子供に育ってほしい」

「頭のいい子に育ってほしい」
「そのためには××しなきゃいけない」
みたいな情報が多すぎるからだと思います。

 

僕は生まれてこの方、

数多くの人間を見てきましたが、
どこから見てもすばらしい人
なんて存在しません。

 

いやむしろ、何かに秀でていたり

魅力的だったりする人は、
それ以上に欠点が多いものです。

 

つまり、どんなに頑張って育てたところで、
カンペキな人間なんて育てられない。

 

極言すれば

「子育ては100%失敗する」

ということです。
(でも逆に言うと、

 どんな人間だっていい部分もあるから
  「子育ては100%成功する」

   でもあるのですが)

 

だったら、「子供をこうしなきゃ」

なんて呪縛から離れた方がいい。
子供が主役の子育てはヤメにして、
「まず親が楽しむ子育て」と

いう視点があってもいい。
 

実際、僕も子育てを経験してみて、
「子育ては人生最大のエンタテインメント」

だと思いました。

 

仕事だって

楽しんでやった方が成果を出せるように、
子育てだって
楽しんでやった方がきっといい。

 

楽しんでいる

先輩ママ、パパの子育てをみたら
次の世代も

「子育てやった方が楽しいかも」って思う。
少子化だってくい止められるかも。

 

さあ、みんなで「子育てーめんと」始めよう!