中津で蘭学事始 | 「言葉」をミカタに、人生に「物語」を!

「言葉」をミカタに、人生に「物語」を!

コピーライター&作家の川上徹也が 
心に刺さる「言葉」、心を動かす「物語」の
生れる舞台裏を公開!

あなたの人生を変えるのは、
あなたの「言葉」だ。

8~10日、2泊3日で九州に出張していました。

熊本~小倉~中津(大分)~博多と移動しました。

去年からどうも九州に縁があるようです。

 

熊本は、先月記事に書いた長崎書店 へ。

中津は、次回作で取り上げる予定の店への取材です。


中津市、初めて行きました。

福沢諭吉の出身地というくらいしかイメージなかったですが、

早く着いたのでちらっと寄った中津城の展示で

幕末の中津藩が、10万石という小藩ながら

『ターヘル・アナトミア』を『解体新書』に翻訳した

前野良沢をはじめ蘭学者を多数輩出していることを知りました。

 

村上玄水、大江雲沢、辛島正庵等

今まで知らなかったような人物も多いのですが、

とても興味深く、

蘭学について深く調べてみようと思いました。

 

こういう機会がなければ、

一生興味を抱かなかったかもなので、

何がきっかけになるかわかりませんね。

 

現在の中津市は、

かなり寂れた感じで、駅前の商店街は

日本の地方都市を象徴している雰囲気です。

 

こんなにいい素材があるのにもったいないですね。

もっとストーリーを前面に押し出させば。


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中津城。見学者は他に誰もいませんでした。