6月 9日 (日)、広島県薬剤師会館・二階 ふたばホール で第688回広島漢方研究会 の月例会がありました。朝から結構な雨ふりでしたが、今月も勉強熱心な薬剤師さんが大勢集まりました。
9:30~11:00『漢方薬局での店頭経験』 日本漢方交流会理事長の鉄村 努 先生

帯状疱疹の神経痛3例と狭心症の症例についての漢方治療についての報告と解説。
帯状疱疹後の神経痛ではこれだという処方は無く、それぞれの患者さんの状態を把握して処方するしかありません。その診断、処方について詳しく解説して頂きました。

11:00~12:30『漢方における“気”について』広島国際大学教授の 中島正光 先生

この日は気滞についての解説。気が失調を起こすと精神的、神経的、機能的変調を起こしますが、気の量の不足でなく、気の流れが異常をきたした気滞についての解説でした。中島先生、この日もジョーク炸裂、楽しい講演でした。

講演慣れしたお二人のお話、眠気も催さずしっかり聞くことが出来ました。復習して勉強させていただきます。