こんにちは、理学療法士のイチです。

記録的猛暑、小中学生にも熱中症多く大変な時代になったなぁと感じる日々です。前回はなぜか筋トレについて語りました。今もしっかり継続していますよー!最近は追加でダイエットもはじめまして、自分はどこに向かっているのか?とたまーに分からなくなります。


さて今回は、「栄養」についてです。簡単に書くと下のような感じですね。


【簡単5大栄養素説明】

たんぱく質:骨や筋肉などの身体の基本材料。最大級に重要。

炭水化物:身体を動かすためのエネルギー。要するに米とかパン、いも類です。

脂質:少しで大量のエネルギーがもらえる。つまり取りすぎると太ります。体温調整にも役に立ちます。

ビタミン:身体の働きを整えたり消化を助ける。

無機質:カルシウムとか鉄分、他にも14種類くらい。身体の調子を整えてくれる大事な栄養です。


ご高齢になると食事量が減り、栄養不足になります。所謂「低栄養」と呼ばれる状態で、これが色々な問題を引き起こします。最近では高齢者の低栄養や筋肉量の低下について「サルコペニア」「フレイル」などの名前が付けられるようにもなりました。

ちなみに一番大きな問題は筋肉量の減少とそれに伴う運動能力の低下、加えて意欲の低下ですね。栄養不足が続くと、感染症に対する抵抗力を弱め、体力を落とし、生命予後を悪化させる原因にもなります。我々が「運動しましょう!」といっても、肝心の栄養が無ければ効果が薄れてしまいます。


ちなみに高齢者が不足しやすい栄養素として、「たんぱく質」が挙げられます。体重×1gの摂取が理想的ですが、食事量が減った状態だとこれがなかなかに難しい。ご病気や手術の後ではまた尚更食べる事がきつい時期もあります。そのような場合には、栄養補助食品の紹介をしています。ゼリータイプやジュースタイプなど昔と比べると味も色々と選べるようになりました。食事の補助として摂取することでかなりの効果が期待できます。

詳しい商品説明などはまた次の記事でやっていきますね。


生きる事は食べる事ともいいますが、食事無くして健康はありえません。まずは食べる、次に運動、そして適切に休息を取る。若年者から高齢者までこれは共通です。しっかり食べて夏を乗り切りましょう!