健康のヒントその3~手を抜くということ | かわしまさんの介護のすゝめ

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福沢諭吉の里、大分県中津市より在宅介護について発信します。

川嶌整形外科病院の関連施設【在宅介護部門】のスタッフ全員で交代に更新しています。

いつも私たちのブログへのご訪問ありがとうございます。
川嶌整形外科病院 訪問作業療法士のカメです。

実はわたし、家に帰れば、3児の母親として、家事を担う主婦として、そして、妻としても、あれこれと慌ただしい毎日を送っています。
と言っても、何でもバリバリとこなすカリスマワーキングマザー(働く母親のこと)には、程遠く…
得意技は、程よく手を抜くこと!なんです。

そんな私の私生活事情を知っているのか、私たちのチームの上司を始め、優秀な訪問看護師のみなさんや訪問セラピストのみなさんには、いつも助けられ、支えられていると感じます


ということで、本題に戻りたいと思いますが、今回の健康に暮らすヒントは、「手を抜くこと」です。

みなさん、リハビリって、どんなイメージを持っていますか?

「辛いけど頑張る」
「痛いけど我慢」
「~しなければならない」

う~ん、何だか、肩が凝ってきそうですね。

もちろん目標を持った上で努力が必要なときもありますが、一日中それを続けることは現実的ではありません。
病気や障害をもった方やそのご家族さんは、適度に力を抜くことが苦手な方が多い印象です。
私たちが起きている間、走り続けろと言われているのと同じようなことが起こっていませんか?

要は、その時々ですることに優先順位をつけ、自分の身体の声を聴きながら、力の抜きどころを見極めることが大切になってきます。

例えば、私はフルタイムで働いていますが、家に帰ってから使える時間は限られています。
次男の保育園のお迎えや夕食の支度、長男のサッカーのお迎えは絶対にしなければならないことです。
その次にしなければならないのは、次男をお風呂に入れること、乾いた洗濯物をたたむこと、食器を食洗機へ入れること、学校のプリントに目を通すことなどでしょう。
このあたりは、その時にできなくても命に支障はありませんから、その時々の状況によって手抜きの対象になります。
大切なのは、ここで手抜きすることで、また明日の生活を自分自身が穏やかに過ごすことができるということです。

もちろん、私が思う存分手抜きができるのは、夫の理解と協力あってのこと。
いつも感謝しています。

私たちセラピストは、仕事柄、訪問リハビリテーションの利用者さんには頑張りどころを考えがちです。
それだけではなく、力の抜きどころはあるかな?という視点で考えてみることも、生活が変わるヒントになるんじゃないかな?と思います。



わたしの過去の記事も良かったらどうぞ。
健康に過ごすヒント その1 http://ameblo.jp/kawashima-care/entry-11991666595.html
健康に過ごすヒント その2 http://ameblo.jp/kawashima-care/entry-12019259535.html