城をめぐります。有名無名関係なく、興味があるところならどこへでも!
今回のルート:近鉄郡山駅-三の丸緑地-鉄御門趾-追手向櫓-追手門-極楽橋-柳澤神社-埋門趾-本丸天守台-さかさ地蔵-柳沢文庫-竹林門跡-東隅櫓-桜御門趾-永慶寺-大納言塚-外堀緑地
今回は大和郡山城をめぐります。
スタートは近鉄郡山駅です。ここから徒歩10分ほどで到着します。
三の丸緑地。三の丸の一部は緑地公園になっています。
鉄御門趾。この先はゆるやかなクランクを描いています。
弓櫓石垣。右折して追手門に移動します。
大和郡山城は1580年、筒井順慶によって築城されました。
順慶は、12世紀に造られた「雁陣之城」を改修し、それまで居城としていた筒井城を破却して、郡山城に本拠を置きます。
1585年、豊臣秀長が領主となり、城を拡張、整備します。
1615年、郡山城の戦いにて城主であった筒井氏の軍は豊臣軍に大敗します。
その後は松平氏、柳沢氏などが城主となりますが、1873年、廃城令により城は廃城となりました。
追手門前。城の表口です。建物は再建ですが、石垣は往時のものが遺されています。
追手向櫓。
追手門は二階建ての櫓門です。
極楽橋。2021年に再建されました。内堀にかかり、毘沙門郭と本丸を結んでいます。
柳澤神社。五代将軍徳川綱吉の側用人、柳沢吉保が御祭神です。
明治時代に建てられました。
埋門趾。
本丸天守台。基本的に郡山城の石垣は野面積みです。
堀の奥には毘沙門郭の石垣が見えます。右は本丸石垣です。
西側の曲輪は整備中です。
さかさ地蔵。
石材の産出が乏しかったために、庭石や石仏などが「転用石」として石垣に使用されました。
これは石地蔵がさかさまに積まれたものです。奥が頭部です。
柳沢文庫。柳澤家や郡山藩に関する資料が保存、公開されている図書館です。
またこちらで続100名城のスタンプと御城印をいただくことができます。
竹林門跡。
東隅櫓。見逃しやすい位置にある。
桜御門趾。線路をはさんだ先にあります。
永慶寺の山門は城の南御門を移築したものです。
豊臣秀長が眠る大納言塚。
外堀緑地。JR郡山駅近くにあります。観光地というほどではないですが、休憩におすすめ。
ご覧いただきありがとうございました。
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