【城めぐり】めずらしい関東の石垣城 新田金山城 群馬県【攻略ルート】 | かわせれいとブログ

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今回のルート:太田駅-駐車場-見附出丸・南土塁-西城虎口-西矢倉台址-馬場下通路-物見台-馬場曲輪-月ノ池-大堀切-大手虎口-日ノ池-南曲輪-御台所曲輪-金山城跡本丸-ガイダンス施設

 

今回は新田金山城をめぐります。

スタートは太田駅です。タクシーなど車利用で15分ほど山道を登り、駐車場に向かいます。

 

 

展望台がある駐車場です。まずは西側に進みます。

 

 

西城見附出丸、南土塁。この下は登山路になっています。

 

 

西城筋違城門阯。

 

 

土塁の奥に石積みが見られます。

 

 

金山城跡碑。ここから実城(本丸)に向かいます。

 

 

金山城は1469年、新田一族である岩松家純(いわまつ いえずみ)によって築城されました。

1528年、下克上により由良 成繁(ゆら なりしげ)が主君から金山城を奪いますが、1582年の神流川の戦いを経て、1584年、城は北条氏に落とされます。1590年、秀吉の小田原征伐を受けて城は落城、後に廃城となりました。

 

金山城は関東地方では珍しい石垣づくりの山城です。武田、上杉の攻勢にもよく耐え、関東七名城のひとつにもなっています。

 

西矢倉台西堀切。

 

 

西矢倉台下堀切。下から通路側を見上げたところ。

 

 

馬場下通路の手前にある物見台虎口。

 

 

馬場下通路を断ち切る物見台堀切。この上が物見台です。

 

 

通路の先には木橋がかかっていますが、その下には竪堀が延びています。

 

 

物見台。今は展望台になっています。

 

 

物見台からは遠く赤城山、榛名山、妙義山、浅間山も見渡すことができました。

 

 

馬場下通路の奥には、建物の跡が残っています。

 

 

馬場曲輪。兵が待機していた曲輪でした。

 

 

大手道を辿った先にある月ノ池。

 

 

金山城で一番大きな大堀切です。この大堀切の下に月ノ池があります。

 

 

大手虎口。金山城の写真と言えば、これですね。

 

 

日ノ池。祭祀に使われていたと考えられています。

 

 

南の曲輪には石敷遺構が展示されています。

 

 

南曲輪休憩所で100名城のスタンプを押すことができます。

 

 

御台所曲輪を経て、天守曲輪に向かいます。本丸は新田神社になっています。

 

 

本丸を回り込んだところに石垣が残っています。現在、金山城に見られる石垣はほとんど復元されたものですが、こちらは本物です。

 

 

周囲の武者走阯を辿ることもできます。武者走(むしゃばしり)とは、城壁の内側に設けられた通路のことです。

 

 

金山城を後にして、徒歩で15分ほど下ったところにある、ガイダンス施設に行きます。金山城の歴史を学べるほか、復元模型の展示などが見られます。御城印もここで購入できます。

 

 

ご覧いただきありがとうございました。

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