パニック障害と心療内科と向精神薬のおはなし | カワセミ電機社

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大阪府枚方市の将来精神科医になりたい高校生です。

今回はとある人のために私のパニック障害で心療内科を受診した経験談を書きたいと思います。

まずですが、私は最初、出先で吐き気がするのは体調の問題と思い、
近所の胃腸科を受診したんですね。
それで、胃カメラなどの検査を受けても何もなかったので、もしかして・・・
とおもい、「ほりうちこうえんクリニック」という心療内科を受診しました。

そこでの初診は簡単な心理テストだけで、社会不安障害とADHDと診断されました。
コンサータというADHDを改善する覚せい剤、インヴェガという社会不安障害の不安
を抑える薬を出されました。

しかし、それが全く効かず、病院を受診するたびに薬の量が1錠から2錠に、2錠から
最終的には未成年に出せる最大量の3錠に増やされました。

また、吐き気止めとして、ドンペリドンという薬を出されたのですが、インヴェガとの
相性が悪く、片面顔面麻痺などの症状が出て、ドンペリドンは投薬中止になりました。

あまりにも治らず、薬ばかり出され、しまいには診察中も発作が起きて話せなくなってしまい、
親が起こって医者に抗議をしてやっとパニック障害と診断されました。

そこで、リーゼという頓服のお薬とパロキセチンというパニック障害の薬を出されましたが、
このパロキセチン、海外では未成年には禁止されており、日本医学研究所でも未成年には
非推奨の薬で、海外ではパロキセチンを飲んだ患者が銃乱射事件を起こしたりと、感情に作用する
副作用が多く出ている薬です。

薬をもらいに行った薬局がざわつくほどの薬で、怖くなり、病院を変えることを決意しました。

新しい病院「石田クリニック」に行き、今までもらっていた薬を見せると驚かれ、前の病院の
名前を教えると「あそこは悪名高くて有名、社会的にひどい病院」とのことでした。

また、ADHDも精密検査の結果違い、結果、社会不安障害の対人不安、会食恐怖症、パニック障害の
嘔吐恐怖症と診断され、薬もすぐに減薬、変更されました。

しかし、大量のきつい薬を出されていたので、「離脱症状・離脱症候群」といい、薬が抜けて
体をが元に戻るまで、1週間ほど寝込むほどだるさ、頭痛に襲われました。

今では薬も完全に抜け、コンサータを一錠、ほかの向精神薬を一錠、頓服として
ピーゼットシーという吐き気止めを2錠、ワイパックスという抗不安薬を1錠飲んでいます。

また、病院の先生と相談して、少しずつ薬をきつくしたりして治療しています。

精神科のお薬は怖いと思われがちですが、医者の薬学の知識によっては本当に危険です。
ですが、しっかりと話を聞いてくれ、親身になってくれる先生なら、自分に合った薬をだして
くれますし、何かあってもしっかり話を聞いてくれます。

薬が怖い、怖くて飲めないという方、参考にしてみてください。
納得のいかない病院は転院することも大事です。

コメント随時受け付けております。

それでは~