婦人科受診(3年4か月) | いつも機嫌よく

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2015年春、卵巣がん(明細胞腺がん、1C)の手術を受けました。
これから始まる治療をがんばりぬけるように、日々感じたことなど綴っていこうと思います。

早いものでもう9月、朝夕に秋の気配を感じるようになってしまいました。今年の夏は猛暑に台風、そして地震と各地で災害が続きました。私自身は日々の無事を感謝しつつ、被災された方々が、少しでも早く日常生活を取り戻されるように祈るばかりです。

 

昨日は、4か月ぶりの経過観察で大学病院の婦人科を受診してきました。おかげさまで、腫瘍マーカーもエコーも問題なく、また無事に経過観察を続けることができました。

 

病気をきっかけに始めたこのブログ、書くことがなくてついつい間遠になっていますが、OVCAでお会いしたり、コメントを通じてお知り合いになった皆さんの様子はいつも気になって、ブログを読ませてもらっています。治療を続けていらしゃる方や副作用などで体調の優れない方が、少しでも良い方向に向かいますように、といいねボタンを押すくらいしかできないけど。

 

この数か月は、実家の両親の認知症が一進一退で、私自身も気分が落ち込んだり持ち直したりを繰り返していました。

 

うつっぽくなって殆ど家事もできない状態が続いていた母は、数か月前にケアマネージャーさんのすすめでデイサービスに通いはじめました。最初の頃は、楽しくない、いやな人がいる、と愚痴が多くて、すぐにやめちゃうんじゃないかと思っていました。ところが、2か月目くらいから様子がかわってきたのです。年上の90代のおばあちゃまがお化粧をして来られるのが刺激になったらしく、久しぶりに口紅をするようになり、表情も明るく会話が増え、家事も自発的にするようになりました。

 

人見知りがあり社交的な性格ではないので、父と私はデイサービスなんて無理だと思い込んでいたのですが、プロってすごいですね。ケアマネージャーさんは、母の性格にあう施設をピタっと見つけてきてくださったのです。

 

父も物忘れがひどくなり、毎日のように身の回りの何かがなくなっていきます。曖昧な記憶でいい加減なことを言うことがあって、身内だと恥ずかしかったり苛立ったりしてしまうのですが、ヘルパーさんたちはとっても鷹揚に接してくださるので、父の精神状態も落ち着いてきたように思います。

 

離れて住んでいるので頻繁には通えませんが、職場の介護休暇の制度で月に1~2日休ませてもらって、病院の付添や役所の手続きなどを手伝いに行っています。この先、両親の老いが進むにつれ難しい状況になるかもしれないけど、できるだけ長く両親が自立した生活を続けらるように、介護サービスを受けられるようなって本当にありがたいなと思います。

 

話がそれてしまいましたが、手術から3年4か月、おかげさまでこうして元気に過ごしております。また、お会いすることができたら、いろいろお話ししたいな。