☞最大の問題は、この非正規(会計年度任用職員)の中で、もちろん扶養範囲内で年収を調整しながら働く一般事務員もいるが、その給与で生活している専門職が多数いるということ。
その人たちはケースワーカー、保健師、社会福祉士、社労士・FP等からなる家計相談員といった、いざというときに頼りになり適切な指導や公共サービス・公的融資・医療・介護などにつないでくれる福祉の担い手、セーフティーネットであるということだ。
特にほかの職業選択肢がある若い人は、せっかく志をもってこの仕事に就いて、誰もが陥る可能性のある生活困窮に対する支援をやってくれているのにこのままでは暮らしていけないから若年離職者だらけになって福祉が崩壊する。