フェイルセーフ、つまり滑走路利用候補の複数の航空機との調整を行うダブルチェッカーでもあるべき航空管制官が、すでに滑走路にいる海保機を見逃したことによって発生した事故であることが判明したわけであるから、欠落したダブルチェッカーを管制塔に配備してチェックの抜け・漏れを防ぐことが急務である。

 

残念なのはダブルチェックの専任者を置かず多忙すぎる現有人数に兼務させるという、いかにも財務官僚的な帳尻合わせ至上主義がさらなる事故発生の起因となることが懸念される。

 

通常国会の緊急動議として審議して新年度補正予算に盛り込んで速やかに増員を恒久化しなければならない。

 

羽田の管制業務“機体位置確認モニターの常時監視担当”新設へ | NHK | 羽田空港事故