やばいと感じているものだからこそ、太平洋に放流してうやむやにしてやろう、それが福島第一原発事故の”犯人”トリオである東電・経産省・自公政権の本音だ。

 

それを隠して国連演説で偉そうに屁理屈を垂れ流す岸田に聴衆など集まらず議場はガラガラだった。

 

【AFP=時事】南太平洋の島国ソロモン諸島マナセ・ソガバレ(Manasseh Sogavare)首相は22日、国連総会(UN General Assembly)での演説で東京電力(TEPCO)福島第1原子力発電所の処理水の海洋放出を非難し、緊密な関係を築いてきた中国に同調した。

 

ソガバレ氏は、処理水の海洋放出に「がくぜん」としていると述べ、ソロモン諸島にも影響があると警告。「この核廃水が安全なら、日本国内で保管すべきだ。海洋投棄したという事実が、安全ではないことを示している」と主張した。  さらに「この行為は国境と世代をまたいで行われる、世界の信頼と団結に対する攻撃だ」として、日本に対し海洋放出を「即時」中止し、代替策を講じるよう求めた。

 

☞処理して完全に安全であるのなら普通に浄水場の水と混ぜて水道水として供給すりゃいいじゃないか、なぜ放流する必要があるんだ。

 

元々海の水ではないのに!

 

海洋放出について、日本政府は安全だと主張し、国際原子力機関(IAEA)もこの見解を支持。米国をはじめとする西側諸国も理解を表明している。  しかし中国政府は、日本が海を「下水道」のように扱っていると非難し、日本産水産物の輸入を全面停止するなど猛反発。中国国民も日本人学校や日本領事館に石や卵を投げ付けている。  韓国でも各地で抗議活動が行われているが、日本との関係改善を目指す現政権は海洋放出に異議を唱えていない。

 

☞欧米諸国も地理的位置がソロモンのような状況なら態度を硬化させる。

例えば高濃度放射性物質含有水が米国西海岸に漂着すればどうなるだろうか。

世界的にこの十数年、重大な原発事故を起こした海洋国は日本以外にはない。

 

日本に「がくぜん」 ソロモン首相、国連総会で処理水放出を非難(AFP=時事) - Yahoo!ニュース

 

中国との関係云々の前に、これが世界中の国民の真意であることに当事者である日本国民こそ「大本営発表」に騙されることなく自覚することだ必要だ。

 

事故の蓋然性を指摘され、対策提案を複数の団体・機関そして東電内部の専門家からも指摘されながらそれらすべてをせせら笑って無視して「起こるべくして起こった事故」を惹起させた政権を、棄権等によって選び続けてきた当事者なのだから。