消費税値上げその他によって頻繁に値上げされるようになった郵便料金。

 

その中でも使う頻度こそ低くなったものの、懸賞・アンケート応募などでいまだに応募方法として採用している機関があるのが「はがき」、そのためつい買いだめしてしまったが値上げまでに使い切れず在庫の処分に困って・・・という方も多いはずだ。

 

私もあるアンケート機関が解散するにあたって1000円以上は金券、未満では50円未満切り捨てで端数をはがきの支給としていたものでもらった奴が数枚残っていた。

 

しかし、今のはがき料金62円ではなくて「50円」額面だったのであるモニターに応募しようにも12円不足。

 

しかもこうした公募案内サイトに登録してメールが送られてくるのだが、そのメルマガに掲載されたのが締め切り間際なので間に合わせるために速達を使わなければならない(+280円)。

 

そこで思いついたのが「使用前はがき、切手の交換による郵便料金への充当」である。

 

応募に使用した以外のはがき2枚でそれをやってみた。

 

①窓口でこの方法による「郵便料金(切手)の充当」について聞くとOKとのこと。

 

②まず、はがき2枚と100円切手を交換(手数料 5円/枚×2=10円徴収)。

 

③差額を料金証紙(局員がはがきに貼付)で納付

 

(12円+280円)-100円=192円の納付。

 

差し引き

 

100-10=90円の節約となった。

 

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社会保険・労働保険の世界で「充当」とは、

 

それら社会保障を受給している者が死亡したのにその給付が継続した場合、

本来ならば間違って給付された額を返還する義務があるところを、支給した側が、

その者の遺族年金等を受ける者に対する給付に「充当」することができる。

という使われ方だが、社会一般で充当とはこのように他の代金に充てることをいう。

 

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※はがき交換の注意点

 

・はがきは書き損じでも白紙(無記入)でも構わない。

 

・1枚当たり5円の交換手数料がかかる。

 

・現金化はできない(切手との交換になる)

 

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はがきが余っていて使わない場合、簡易書留、特定記録、速達はもとより

普通郵便の切手不足への充当にも有効な節約法だ。