シロダモ 開園地の木 特徴は下向きのゴールドに輝く若葉 | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

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森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

今朝は予報通り嵐の様相を示していますが

これは先週金曜日に撮った写真です。

 

昨日はトベラの花をご紹介しましたが

今朝は同じ開園地に植えられたこちらです。

 

快晴の青空に

新芽がゴールドに輝いて

思わず見入ってしまいました。

西日本の暖地でクスノキ、スダジイなどと一緒に

よく見られる木です。

 

若葉が下向きなのも

この木の特徴の一つです。

これは紫外線から若い葉を守るためです。

 

2本植栽されました。

なぜかというとシロダモは雌雄異株だから。

 

正しく雄株と雌株が植栽されたのなら

秋に咲いた花には赤い実がつくはずです。

 

新芽の表面はうぶ毛で覆われています。

寒さや虫から守るため。

葉が成長していくとともに毛はなくなり

また通常の葉のように起き上がります。

さていつごろでしょう?

 

さっそく葉をお借りして卵を産みつけた虫は

どなたでしょう。

 

秋に花が咲いて実ができますように!

 

スダジイの故郷はこんな場所です。