コニシキソウ アリとの深〜い関係! | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

一昨日、スダジイのどんぐりが落ちていることを

ご報告しましたが、

まだまだ落ち続けています!

今年は例年になく大収穫の年です!

 

落ちているどんぐりのそばの

小さな小さな地面をはっている草は

もしかしたら、あの草?!

 

今まで気がつかなかっただけなのでしょうが、

初撮りです!

 

その名はコニシキソウ。

なんとも地味な草です。

 

葉の中央部がほんのり紫がかっているのが特徴。

 

さて、どこが花でどこが実なのでしょう?

 

どうやら写真中央の白っぽいのが花で

そのすぐ下の赤っぽい丸いのが実のようです。

 

そして、いたいた!

すぐそばには、いくつものアリの巣!

まるで教科書通りです。

 

何かというと、

コニシキソウの受粉にはアリが関与しているというのです!

 

地面をはうコニシキソウは

花の蜜でアリを誘い、

受粉を担ってもらっているというのです。

 

花は1ミリほどの大きさで

アリの口にジャストサイズ!

 

今度はアリが蜜をなめているところを見たいものです。