今年は花の進行が例年より半月ほど早いので
そろそろかな?
と寄ってみました。
定例会の前日、サービスセンターにプロジェクターの使い方を
習いに行った帰りみちです。
ここは保育園の裏手、側溝に面した一角。
オニグルミが3本植えられている場所です。
それが驚いたことに影も形もない!
右の白っぽい木がオニグルミで
その根元に真っ白なかわいい花を咲かせる
ノバラ(ノイバラともいう)のかなり大きな株があったんです。
その低木も2014年を最後に消えてしまった場所です。
今年「樹木名板」をつける木としても「ノバラ」は予定していました。
祖師谷公園ではここにしかなかったのです。
7月にはつけるはずだったのですが、間に合いませんでした。
いつ、だれが切ったのでしょう。
昨年の2月に
樹木保全を目的に会を立ち上げて以降のことです。
切り株はこれでしょうか?
根元から完全に切られてしまったのではわかりません。
芽吹きもありませんし。
考えられるのは冬場になんらかの管理作業が入り
作業員が何の木かわからないままに
「雑木」と思って切ってしまったのでしょう。
「雑草」という名前の草はなく、
草にもすべて名前があるのと同様、
「雑木」という名前の木はなく、
木にはすべて名前があります。
のっぺりとした何の面白みもない場所。
ここには本来なら今頃、
ピンクのサクラウツギと白いノバラが咲き誇って
この空間を華やぎと精気のある空間に
作り上げていた。
それを想像してみてください。
木立の影はオニグルミの若葉です。
オニグルミはいつ誰が切ったか
すべて見ていたはず・・・
教えてほしいです。