昨日は目黒の自然教育園へ散歩に出かけました。
お目当はスプリング・エフェメラル。
春一番に咲く林床の草本です。
武蔵野の森はコナラやヤマザクラ、ムクロジなど落葉樹の森で、
明るくなった日差しが燦々と注いでいます。
ちらっと見える黄色いのは、
そう、フクジュソウです。
金色に輝いてなんて目立つのでしょう!
このカップのような花の形は
パラボラアンテナと同じで、
花の中心に太陽光を集め、
その中心温度は周囲の外気より6℃も高くなるとのこと。
そして虫を呼び受粉を手伝ってもらう。
セツブンソウも咲いていました。
見落としてしまいそうに小さくてはかなげです。
そしてこの葉は
あとひと月ほどで開花するカタクリです。
草ではありませんが、
ウグイスカグラのつぼみもこんなにふくらんでいました。
祖師谷公園のはどうでしょうか。
水辺があるのもこの園のいいところです。
水辺を好むハンノキは
もうすでに花盛りです。
この長く下がっているほが雄花の集まり。
この赤いちょこんとしたのが雌花の集まりです。
イヌコリヤナギの芽は赤くてきれい。
ノバラはもう芽吹いた!
晩秋にはたくさんなっていた
イイギリの赤い実も一粒残らずなくなっていました。