保育園の場所にあった植物 | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

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森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

今朝は天気予報通り、朝から雪がちらついていて
ラジオ体操、太極拳はお休みです。ずいぶん久しぶり。
今日こそ雨がたくさん降って、空気の乾燥を和らげてほしいものです。
 
さて、昨日の続きです。
保育園が新しくできた場所には何種類もの植物が生えていました。
なくなるなんて思ってなかったので、
全部記憶しているわけではないのですが、
すぐに思い出すのが、ここにしかなかったトキワサンザシです。
白い花が咲いて、真っ赤な実がなります。
 
コンクリ塀の上に、3mほどの長さに何本ものトキワサンザシが
植えられていたのです。
 
常緑樹の真っ赤な実はよく目立って
ツグミやムクドリの好物だったはずです。
 
白い花が咲くのですが、
それは残念ながら写真に撮ってありませんでした。
 
他に思い出すのはコムラサキ。ムラサキシキブの仲間です。
それからニワナナカマド。
これは公園の敷地ではなく、保育園正門の向かい側にあったのですが、
きれいになくなっています。
いつなくなってしまったのか、
今回の整地とは関係ないかも知れませんが。
 
ある方の話によると、保育園を立てるに際しては
移植した木もあるとのこと。
アカシデは確かに保育園の近くに移されました。
 
でもトキワサンザシやニワナナカマドは
どこを探しても見つかりません。
 
どこに行ってしまったのでしょう。
 
公園に保育園を作るなら、
それまでの公園の姿をできる限り守って欲しかった。
もともとあった樹木を、保育園の周囲に戻して欲しかった。
戻すスペースはいくらでもあるのですから。