クロイトトンボ きれい!小さい水辺の糸トンボです。 | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

天気がいいと、写真を次々に撮りたくなって、ついつい帰宅が遅くなってしまいます。

6時過ぎに家を出て、今日の帰りは8時23分でした。

 

鞍橋の近くの花壇を通りかかると、もう10月も終わるというのに、太陽の光に鱗粉をキラキラ輝かせたチョウがまだいるではありませんか。

 

よく見るともう羽がボロボロですね。鱗粉もこんなにはげ落ちているけれど、まだまだ綺麗に見えました。

シジミチョウは種類がいくつかありますが、羽の裏を見ないと特定できないんです。

残念ながら見せてくれませんでした。

 

同じキクの葉には、テントウムシが。点が7つあるからナナホシテントウです。

 

立ち去ろうとしたら、その先にちらっとブルーの色が視界に入ったんです。

写真の中央です。

 

わっ!トンボです。

そっとそっと徐々に近づきながら写真を何枚か撮りました。

花のつぼみに止まってる。案外じっとして撮らせてくれるではありませんか。

 

あんまり近づいたものですから、ぱっと消えて、近くの葉にとまりました。

綺麗です。長さは3㎝ほど。小さくて細くて。

ブルーの色があるから見えたようなものです。

 

調べると水辺に発生するクロイトトンボの雄。このすぐ下が仙川です。

図鑑によると、北海道から九州、種子島まで分布し、成虫が見られる時期は4〜9月とあります。やはり今年は暖かいのでしょうね。

寒くなっても今日のように朝日がさすと、いっとき気温が上がって昆虫たちが出てくる。今日はいいものを見せてもらえました!