朝の気温は1.8℃。無風に加えて太陽がまぶしいほどにさんさんと輝いています。この日差しはどう見ても春です。
今朝はあまりに気持ちのいい散歩日和なものですから、つい長めになってしまいました。おまけに鳥仲間のJさんにもばったりお会いして鳥談義に花を咲かせていたものですから、家に帰るのがすっかり遅くなってしまいました。
でも貴重な情報をゲットしました。最近アオゲラが祖師ケ谷公園に現れたそうです。場所も教えてもらいました。サクラの木が好きなのだそうです。あとアオジ。公園のヤブが次々と消されていき、それに伴ってアオジも見なくなっていたのですが、これもいた場所を教えてもらいました。
いつか見られますように。
さて、太極拳が終わり立ち去ろうとすると、またもトントンというドラミング。ほっておけません。
今日はすぐに見つけることができました。おとといと同じコナラの木です。頭がブレているのは激しく動かしているからなんです。よく脳震盪にならないものです。
コナラの根元でチュンチュンしているのはシジュウカラ。羽の緑が美しいこと。
シジュウカラはあっという間に飛び去り、ややっ、目の前のイロハモミジにコゲラです。こないだよりも近い!2枚だけ撮れました。
今度は近くのサワラに飛び移りました。
少し歩き出すと、茶色い羽が目立つこれは?
冬鳥のツグミです。もうすぐいなくなってしまうかもしれません。
目が青い?いえいえ、空の青を映しているのでした!
そして仙川です。写真を撮っていると「つがいですか?」と尋ねられました。大きなサギが見つめあっています。
いえいえ、羽の色が違います。左のグレーっぽいのはアオサギ。日本で一番大きなサギです。
くちばしが赤くて頭にちょんまげのような羽が伸びているのが特徴です。
右のがダイサギ。こちらは真っ白。
黄色いくちばしは冬の色で、夏は黒くなります。
「そうですね、色が違いますね。」
たぶんその方は言われて初めて色の違いに気づいたのだと思います。
そういう体験、私もなんどもしていますから。
目で見ているようで、見えているようで、知らないと見えないことがたくさんあるんです。
今日はみんな気持ちよく散歩していました。春をそこに感じるいい日和です。