黒い実探し シロヤマブキ、ヤブミョウガ、ビバーナム、シャリンバイ、エノキ、ネズミモチ | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

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森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

昨年の今頃は赤い実探しをしたので、今年は黒や紫の実を探してみましょう。

これは春に咲いたシロヤマブキの実。ひとつの花から4個の実ができるのですね。


こちらは初夏に白い花が咲いたヤブミョウガの実。


黒というより濃い青みがかったのや、グレーがかったのもあります。直径は5㎜ほど。


これが三角花壇にあったのですがなんでしょう。
おもしろいことに赤から青紫に変わるんです。


こちらはすっかり青紫です。
F.Bに投稿して聞いたところビバーナム・ティヌス。和名トキワガマズミ。スイカズラ科の常緑低木で原産地は南ヨーロッパです。花の盛りは春ですので是非見てみましょう。


初夏に白い綺麗な花を咲かせたシャリンバイ。その実は立派な大きさで、しかも鈴なり。今年は豊作なのでしょうか。


ブルーベリーに似た姿。こんど味見をしてみましょう。しかし鳥が食べた形跡はありません。おいしくないのでしょうか。


見上げればこれも黒い実です。エノキですが、これは確かオレンジがかった赤だったのですが、その後、このように黒っぽくなるのですね。


高い木なのでここまでしか寄れなかったのですが、萎んだようにも見えませんが。


黒い実といえば、この方がいらっしゃいました。やはり白い花が咲きました。


ネズミモチ。この実の色と形がネズミの糞に似ているのが名前の由来でした。


あらっ?不思議なことに気がつきました。
エノキ以外はみんな白い花です。エノキだって白といえなくもない。
「白い花は黒い実がつく」今日の実に限ったことかもしれませんが、私の新しい発見でした!