太極拳広場に向かう途中、公園の入り口を通りかかると、ちょうど朝日がチラッとのぞきました。
6時26分28秒。
24秒後にはもうこんなに出てきました。秋の日没が「つるべ落とし」なら、春の日の出は「ウナギ上り」でしょうか。燃えているように真っ赤です。
完全に昇りました。6時28分38秒。チラッと見えてからわずか2分10秒後のことでした!
いいタイミングで通りかかったんです。それだけで、もう今日に感謝です。
さて、ミモザが咲き始めました。
11月4日
3ヶ月以上前の11月の始めには、もう小さなつぼみができていました。
ほらほら、これからどんな変化を遂げるのか、追いかけてみることにしました。
春が待っているからね!
12月3日
一月が経過しました。
丸いつぼみはほんのすこしだけふくらみました。
1月8日
また、約一月後です。つぼみがやや黄色っぽく色付いてきました。寒いのに縮こまるどころか、ふっくらしてくるんですから強いです。
このつぶつぶの一つ一つが花になるんですね。
2月4日
そして、また約一月が経ちました。立春に合わせるかのように、つぼみの黄色が目立ってきました。
立春といっても、まだまだ零下もある寒さの中でのことなのに、耐寒性は大したものです。
2月21日
そして今朝、ついに一枝のいくつかの花が開きました。
この鮮やかなレモンイエローをご覧ください。待ったかいがありました!
さて、「ミモザ」って何の疑いもなく呼んでいましたが、図鑑で調べようとしたら、索引に「ミモザ」はみつからない。調べたら、「ミモザ」ではなくて「アカシア」というのが正しい名前なのでした。
「ニセアカシア(またはハリエンジュ)」は知っていて、「なんでニセなんだろう」「ではニセではないアカシアってどういうのだろう」ってなんとなく思っていたから、その疑問も同時に解けて「そうなんですか!アカシアってあなただったんですか!」って驚きました。
では「ミモザ」っていうのはなにかというと、マメ科オジギソウ属のラテン語名およびそれに由来する学名がMimosaであることから。同じくマメ科アカシア属の葉は、オジギソウ属の葉によく似るが、触れても動かない。しかし花はオジギソウ属の花と類似したポンポン状の形態であることから誤用されたそうです。しかし花屋さんをはじめ今日の日本では、ミモザがむしろ主流になっています。
ちなみに古い流行歌で♪アカシアの雨に♪はニセアカシアのこと。
もう少し続きがあるのですが、長くなりましたので、また明日にしたいと思います。