みなさん、こんにちは。
禁煙に対して
患者さんからよく聞く不安の多くは、
ニコチンの離脱症状(禁断症状)
体重の増加
です。
①ニコチンの離脱症状
いわゆる禁断症状です。
・タバコが欲しくなる
・気分が落ち込む
・イライラや欲求不満・怒り、不安を感じる
・集中できない
・落ち着かない
・食欲が増す
・不眠症状(寝つきが悪い、途中で目が覚める)
などが現れます。
最初の3日間が最も強く、
以後は少しずつ薄れていき、
3週後には弱くなり、
3ヶ月後には消失します。
いかにこの期間を乗り越えるかですが、
つらいということは
あなたが禁煙成功に近づいているサイン
です。
禁煙を達成しつつある自分を
楽しんでください。
褒めてあげてください。
②体重増加
これも気にされる方が多いです。
禁煙すると、平均2~3kgは体重が増えると言われていますが、
実際の印象ではもう少し増えている人が多いように思います。
禁煙することで、胃腸の調子や味覚が改善され、以前より食べる量が増えるからとされています。
またタバコを吸う代わりの行動として、お菓子を口にすることが増えるのも一因でしょう。
焦らずに、まずは禁煙を達成して、禁煙に慣れてから、徐々に減量するとよいでしょう。
お菓子に頼らない方法を見つけたいところです。
・氷を口にする
・干し昆布やシュガーレスなガムや飴を利用する
・歯を磨く
・ストレッチや軽い運動をする
・歌をうたう
といったところで、
吸いたい気持ちをまぎらわしてみましょう。
また後日、禁煙達成のためのアドバイスをお伝えする予定です。