(※アマチュアの)相居飛車はほとんど角換わり!

 

どうもこんにちは!将棋探求Historyです。

本日、支部対抗戦があり、団体戦で出場し、個人としては4戦中4連勝を飾りました。

そのときの自分の準備や戦術、そして本番の出来、

そしてアマ棋戦を勝ち抜くコツについて語ります。

 

         <準備段階>

僕は大会の2週間前あたりから角換わり腰掛け銀にヤマをはり、

以前紹介した「斎藤慎太郎の角換わり腰掛け銀研究」と最強将棋AI「水匠5」

を組み合わせて研究を重ねました。なぜこの戦法を選んだかというと、そういえば自分は

日ごろから角換わり腰掛け銀を多用していることに気づき、それは相手の方がその戦法を選ぶからで、アマの将棋指しの居飛車党はほとんどがこの戦法を使うからです。

そして角換わり腰掛け銀はプロと同じで研究勝負に持ち込むことができます。

事前準備をすれば、必ず互角以上に戦える”のです!

研究は時々角換わり腰掛け銀の場合詰みまで研究することもよくあります。

プロで詰みまで研究して勝った将棋がこちらです。

 

このように、研究によって棋力が相手より劣っていても勝てます。

まずアマチュアの将棋指しは研究をしないでしょう。

将棋とは”強い奴が勝つんじゃない、勝った奴が強いんだ”というものですから_

 

 

<具体的な研究方法>

僕の場合だと、この本を3周くらい読み、頭に叩き込みました。(問題集と同じ感覚でよい)

 1週目:研究手順を将棋AIに打ち込み検討し、見比べた評価値や最善手を本に書き込む。

(2週目:それを一通り見る)←賛否両論あるかと思います。

本を見ながらネットで何局か対局してみて、体に染み込ませるPoint!

そして本番前に確認で一周。

 

これらの方法を行えば大丈夫かと思います。

 

       <本番で感じたこと>

まず、自分にとって大きかったのが、なんといっても研究によって”自信がついた”ことです。

さらに利点として挙げられるのが、研究中に将棋AIから指し手を学び、特徴をつかめること、

またその研究手順を外れても、筋がわかったりイメージつかめることなどです。

そして本番の対局では、相手が全員居飛車党で、角換わり腰掛け銀から落ち着いて正確な指し手を積み重ねることができ、

全勝という結果につながったと思います。

 

      <アマ棋戦で勝つ一つのコツ>

前述したとおり、アマ棋士は序盤を対策する人はほとんどいません。

そのため、居飛車党の場合だと研究勝負になる角換わり腰掛け銀に誘導して事前の研究を生かし、優位に進めることができるので、

ぜひ序盤研究を取り入れてみましょう!

 

 

〔圧倒的な量とトップ棋士による最高品質の角換わり腰掛け銀研究の本〕

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

<居飛車有段者向けの棋書紹介編1>

今回は有段者の居飛車党に向けたワンランクアップへの棋書紹介をしたいと思います。

毎回一つずつ紹介していきます。

今回は序盤の戦い方についての本です。

自分は居飛車党ですが、この本は出版される前から注視していて、

出版後、すぐに購入しました。

↓↓↓↓こちらがその本です。※ここから注文できます

この本は、リンクを見てもらえれば詳細がわかりますが、

将棋探求Historyが特徴や長所などを紹介していきます。

まず最初に申し上げると、この本は本当に素晴らしいです!!

タイトルの通り、この本は現在A級順位戦で2年連続名人挑戦を決めている斎藤慎太郎八段の最新のプロ棋界での研究を余すことなく見せびらかしたものなのです。

今プロ棋士間では研究が多少行き詰まった感のある角換わり腰掛け銀という戦型ですが、アマチュア間での有段者同士の対局では本当によく出てきます。

(自分の体験談としては相居飛車戦になると5割以上はこの戦型になります)

そしてこの戦型は角換わり腰掛け銀内では全ての分岐に対応していて、まさに決定版です。

この本の分岐と評価を暗記すれば、この戦型で序盤から時間を消費せず不利になることは まずないでしょう。よくあることとして、相手の指し手が手順から外れることがあります。

しかしこれはむしろ幸運であり、落ち着いて対応すれば自分が有利になることが可能です。 またこの本内での手順の終着地から先の指し手について心配であれば、

将棋AIで研究することをおススメします!

(将棋AIでの序盤研究方法は要望次第で後日掲載します、コメント欄にお寄せください)

そしてさらにポイントなのが、この本の内容がこの先当分の間のアマチュア間での角換わり腰掛け銀に対応できているということです。

このように、この本は少し値段が高いですが、普通の1400円の序盤研究本に比べて圧倒的に内容が深く、確実に棋力向上のプラスになります。

皆さんもぜひ、この本を手に入れてライバルとの差をつけましょう!

 

 

  前日の実戦次の一手の答えと解説

この局面、糸谷8段は8八玉と指した。

しかしこの手は、思わぬ悪手だった....

なぜかというと、この手を指すと

8六歩同歩同角8七歩6八角成同金に2七銀!と打ち込む手が生じたからだ。

よってこの時に、飛車の捕獲を防ぎつつ、

なおかつ後で有効になってくる手を探す必要がある。

答えの前に、少し考えてみてください。

 

 

答えは↓

 

 

 

 ____1六歩_____

 

 

この手は、将棋AIが最善手とみたものであり、とても有効な手である。

前述したとおり、この手は相手の玉側の端歩を突いており、必ず活きてくるのだ。

もちろん2七銀には1七飛車。

この手は相当見えにくかったと思います。なにしろ序盤ですから。

この局面の後、糸谷八段は評価値がー1500付近になりながらも、

得意の怪力で逆転勝利を収めました。

近いうちに次回もまた実戦次の一手or実戦詰将棋をやっていきたいと思います。

要望等がありましたらコメント欄にお寄せください。  それでは、またお会いしましょう!

 

 


将棋好きを広め、発展させるために、自分が棋譜並べをしている際の次の一手を、これから投稿していきたいと思います。
この将棋は、朝日杯将棋オープン戦一回戦で、
次の一手に糸谷八段が8八玉と指したことで、評価値が600下がりましたが、ここの将棋AIが示す最善手を先を深く読みながら予想してみてください。
ヒント:相手の攻めをいなす
次の一手シリーズに加えて、実戦詰将棋も投稿していけたらと思います!
※答えは明日

僕自身は、当然だが将棋が好きなことを誇りに思っている。

ところが今日友達に、「高校で将棋部に入るのはぶっちゃけやめたほうがいい」と言われた。

僕は中学で運動部に入っていたが、中3になって卒業し、高校の部活を探していた。

一応県の中学生としては有数の実力があるので、高校では将棋部に入って将棋を極めたい。

しかし、その友達が言うには、将棋部に入ると、

「普通の人たちに陰キャというイメージがついて立場が危うくなるよ」というらしい。実際それは自分もずっと昔から感じていたことだ。

小学校一緒だった友達の僕に対するイメージは、「将棋の人だ」というものだった。

それなので、中学校生活は自分の将棋のことは隠して生きてきた。

そのため、クラスの人たちと仲良くすることができた。

将棋のことが知れ渡っても、友達はモーマンタイだった。それは最初から関係があったからだ。

しかし、高校生活になって、知らない人と一緒になったらどうだろう。いきなり将棋部に入り、悪いイメージが湧かないか。

やはりそうなってしまうのだろうか。悲しくなる。

そもそもなぜ将棋をしているだけでそのように思われてしまうのか。

僕は将棋を発信していいイメージに変えて、将棋をしていることをクラスでも平然と誇りたいのだ。

そのための改革をこれから行うだろう_

どうか見守っていてほしい。