突然の退職話、それも遅くても半年以内という期限付き
「え?!あの…………次の仕事のあてはあるの ?」
「いやぁ~この年だから正社員は無理だと思う。近場でアルバイトを探すつもりだよ。」
*こうじは50代前半です
「アルバイト?住宅ローンとゆう(子供:仮名)の教育費はどうするつもりでいるの?学資保険はかけているけど、それじゃ全然足りないよ?」
「住宅ローンは退職金で払う。大学費用は奨学金を借りれば大丈夫だよ。ただ、住宅ローンの返済で退職金はあまり残らないけど、仕方ないな。」
「い、いやちょっと待ってよ!何とか仕事を続ける為に努力しないの!?ひとまず気持ちも体も休める為に休職した方が良いと思う。
休職中は収入減るだろうから、私頑張って働くよ。
だからいきなり退職じゃなくて、休職してその間にゆっくり考えて欲しい。」
「でもどうせ退職するのに、休職しても意味ないよ。」
「…………………………………。」
こうじの中ではすでに退職は決定していて、それ以外の考えが全くない事が分かりました
子供がまだ学生なのに夫がアルバイトって事は、当然パートで働いている私は正社員にならないと食べてはいけない
急いで転職しないといけないの?
でも納得いかない!!
こうじの言う
「ストレスと疲労が蓄積して辛いんだ。」
って、確かによほど辛いのだとは思うのですが、今このタイミングで退職を選ぶ程とは思えないのです
普段のこうじは食事もしっかり食べて、夜は晩酌しながらバラエティー番組を見て笑ってるし、こうじはとあるスポーツのサークルに入っているのですが、それにも普通に参加している
これがこれから家族に多大な負の影響を与えようとしている人なの?と………
とにかく私の頭の中はグチャグチャでしたが、今度は同じタイミングで別の問題が起こりました
つづく