年度末が近づくにつれ、これから社会人になる人や復職する人は緊張や希望の中におられると思います。今回は、2019年11月16日に更新した、「保育職を目指す皆さんへ~保育におけるプロとアマの境目はどこにあるのでしょう?~」に続く内容となります。社会人になる皆さんへ少しでもお役に立てれば幸いです。
以前の話になりますが、大学教員時代、講義が終わった後数人の学生に、「○○先生が、社会に出たら楽しいことがたくさんあるから頑張って就職活動して社会に出ましょう。と言われるがそれは正しいですか?」と質問を受けました。
その学生たちは、どうも何か違うといった「漠然とした違和感」を感じていたようです。私は、「大学の教員の立場で言えばその通りと言うべきであるかもしれないが君たちに嘘を教えられない。」と答えました。
その後、簡単な資料を作成し全員参加の必修講義の時間を割いて学生と社会人の違いについて話をしました。その中には楽しさについての項目も有ったのですが、この「楽しさ」が今回のキーワードです。
学生たちや若い世代の人達と色々話をしてみると、この楽しさの定義は、他から提供される「受動的な楽しさ」が中心になっているケースが多く見られました。映画や遊園地などの様々なアミューズメントパークの楽しさがそれになります。当たり前ですがこういった楽しさは仕事上では存在しません。遊園地等は大変楽しいものですがそこで働く人が「受動的な楽しさ」を感じることはまずありません。私は仕事は大変楽しいと感じていますが、これは先述の楽しさではなく「能動的な楽しさ」です。
(重要ポイント)
言葉で言えば同じ楽しさですが意味はまったく違います。その大きな違いの一つに「能動的な楽しさ」は自分自身で発見しなければならない楽しさであると言えます。さらにこの楽しさを発見するには能力が必要であるということです。この点が受動的と能動的の決定的な差です。
幼児教育学的には、この能力を身に付けるため、保育園時代から様々な経験を通し、「何故と問う心(知的好奇心)」を幼少期から身に付けることが必要です。この自分自身で楽しさを発見する能力が身に付けば大人になってからも仕事やプライーベート等、様々な場面で役に立ちより人生を豊かなものにしてくれることでしょう。
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