Capa latte co* -6ページ目

nineteen!!


Capa latte co*

空もとばなくなったわたしに

15さいだった頃のわたしがいう

なかないで、わたしたち

まだまだこれから やりたいこと盛り!


一カ月間があいてしまいましたが、9月一発めの新作です!

今回は何年か前に描いたイラストのリメイク作品に挑戦してみました。


舞台はとある19歳の女の子の心の中。

大人になりきれていないのに、子供でもいられない複雑なお年頃、

この女の子もそんな自分の環境に居心地の悪さを感じて

自分の在り方がわからなくなってしまいます。


そんな時、ふわりと傘を差しだしてくれたのは、

まだきらきらしていたころの

15さいだった頃の女の子なのでした。




というストーリー(笑)

19歳って思春期とはまた違った複雑さがありますよね。

あの時期に味わう挫折的なものは挫折ではなくて、居心地の悪さに自分から迷子になるんだと

9nsk.は勝手に思っていたりします。



このイラストにはイメージ元となった曲がありまして、

大塚愛さんのクムリウタという曲です。


人との解釈は違うかもしれませんが、わたしにはこの歌がとても力強く前向きな気持ちになれるものに思えて

6年ほど経った今でも好きな曲の一つだったりします。聴いたことのない方はぜひぜひ!






ソライ屋出張サービスのお知らせ 8/25(SUN)


Capa latte co*

8月25日に行われる静コミ181のスペース№が確定しました!

Shop999のスペース№はH-11です。

動物いっぱいのサークルカットが目印になりますので

当日パンフレットをご覧になる際にはぜひチェックしてみてください。


新作案内は上記のおしながきをチェックです!

今回もこっそり一品だけ版権ものを持っていきます。

あくまでオマケ的な位置づけなのでこっそりひっそり!


また、来年開催予定のグループ展の告知フライヤーも配布する予定です。

9nsk.がはじめて原画展示をする展示会です。

手作り感あふれるあたたかいグループ展になる予定ですので

興味のある方は是非手に取ってみてください*



健やかなるときも、その先も



Capa latte co*


金平糖にねがいをこめて川へ流せば

 いつかきっと 隣り合うとわのほしぼしになれるから。


7月の新作です!

前々回、前回に続き、来年行うグループ展のためのテーマイラストです。

今回の共通テーマは「季節・風物詩」!


描きたいなぁとおもいつつ、季節の変わり目でなかなか描けずにいた七夕イラストに挑戦です。

「怠惰から自立へ」をテーマにしたイラストは童話のほうで挑戦してしまったので今回の七夕イラストにはフィンランドの七夕伝説にスポットをあててみました。

これがまたなんとも言えずロマンチックなのですよ!


あるところに、ズラミスとサラミという仲むつまじい夫婦が暮らしていました。

いつも一緒の二人でしたが、死ぬときだけは一緒とはいきません。


二人は死んだ後、それぞれ別々に天にのぼり、星となりました。
二人の星はかなり離れていてもう会うことさえもできませんでした。


しかし二人はとても愛し合っていたので死んだ後も一緒にいたいと思いました。


そこで二人は、空にただよう星くずを集めて二人の星の間に光の橋を作って会おうと決めたのです。

それから毎日毎日一生けんめい星をすくっては集めて、すくっては集めて・・・と橋を作りました。


一年たち、二年たち・・・どれだけ時が流れようとも二人は諦めることなく橋を作り続けました。
やがて千年もの時がたち、二人の星の間にりっぱな橋ができあがりました。
キラキラとまばゆい光を放ち輝く光の橋。そう、これが天の川です。


「七夕特集 世界の七夕より」

どことなく日本や中国由来の七夕伝説よりもポジティブで、より甘く切ない気持ちになれますよね。

そこに甘くてどこか星屑を思わせるお菓子、金平糖を天に掛ける橋の代わりに登場させてみました。


ズラミスとサラミはもう一度一緒になれるよう願をこめて金平糖を天に流します。

それを見ていた周りの動物たちも、二人が隣り合う星になれるようお手伝いしてくれるのでした*


もちろん周りにいる動物や金平糖を紡ぐ道具は夏の大三角形周辺の星座たちです!

ふと夏の夜空を見上げたときに、あの星たちは実はこんなことしてるのかなぁ、なんて想像を膨らませて頂けたらと思います"("ё")"