750ターボ レストアや仕上げの工程、ホイール&ステップ編 | カワサキ ムサシ

カワサキ ムサシ

Z系、750ターボ、マッハ、専門店。
昭和の単車、車が好きな昭和41年生まれの店主のつぶやき。

こんにちは、ムサシです。

当店は750ターボの仕上げの依頼が多く有ります。
今回は現在仕上げ中の車両への作業工程 ホイールとステップを紹介します。


まずホイール!
ベアリングを外さないで通常の塗装を行打とコストが安く納期も短く澄みますが、耐久性に難あり・・・

やはり塗装剥がれが早いです。
今回行った塗装はパウダーコート。

窯に入れ高温で蒸着させるためベアリング、シール等全て取り外すためそれなりのコストが掛かります。
しかし耐久性は通常塗装を遥かに上回ります!
ちなみに塗装代のみでは通常塗装とあまり変わりません。。。1本 ¥28,000~
むしろブラスト工程も含むので施行業者によっては通常塗装より安いかも。
この車両はベアリング交換前提ですので、迷わずパウダーコート&リム磨きを行いました。

塗装前、、、こんな状態 ↓ 


フロントホイール ↓


リアホイール

タイヤ、ベアリング等付属パーツをを外した状態

 

汚れ、腐食でけっこう傷んでます・・・
パウダーコートはコーティング前に汚れ落とし、塗装の乗りを良くするためショットブラストを当てます。
スポークとリムは磨くのでブラストを当てたくない。
脱脂&清掃しマスキングしてパウダーコートを施行します。このマスキングが意外と大変なのです・・・
 

スポークとリムには黒ずみ、腐食が残ってます。

 

 

スポーク、リムを磨き仕上げていきます。
 

完成!!  ↓ 黒ずみ、腐食も除去!綺麗になりました^^

 

フロントホイール

リアホイール

 

下のホイールは同時進行していたK様のフロントホイール。
フロントブレーキをブレンボにする為、スポーク磨きの工程でキャリパーの逃がし加工を施しました。

 

リムやスポークに深い傷があると跡は残ってしまいますが、それも目立たない様に鞣して仕上げていきます。


次は意外と依頼の少ない、、、と言うか今まで依頼の無いステップです。
まずは色決め(他パーツも同色なので混ざってます^^;





ステップ周りのパーツ(ピン、スプリング他)はほぼ新品パーツの供給が有るのでこの際全て交換しました。

で、完成~~^^

 




 

 

仮装着してみました。

 

“オシャレは足元から”と言いますが、バイクの足回りも意外と目につくので

仕上げやレストア時に綺麗にしてはいかがでしょうか??

さて、仕事に戻らねば・・・(汗